花追い人のホームページです。   2003

ギボウシ/ヤマユリ(1) 2003年 7月13日(日)
(2004. 7.14up)

タケニグサ(神代植物公園)
タケニグサ(神代植物公園)

雑草然としてどこでも見られる花だ。
しかし、ときどき美しさにドキッとするときがある。
ドキッとしたときはチャンスだからレンズを向けてみる。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F022)



ツユクサ(神代植物公園) ヨウシュヤマゴボウ(神代植物公園)
ツユクサ(神代植物公園) ヨウシュヤマゴボウ(神代植物公園)

花期が長いからあまりレンズを向けることもない。
でも、見るたびにチェックだけは欠かせない。
だって、ときどき輝くように美しくなるなんてことがあるのだから。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F031)

白い透き通るような花が咲いて、実になると次第に黒くなる。
熟した実は触ると服に染みがついて落ちなくなるように真っ赤なつゆでいっぱいだ。
実は有名だが花の時の可憐さを知る人は意外と少ないのではないか。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F049)



色づき(神代植物公園)
色づき(神代植物公園)

秋というのではないけれど、盛夏の中にふと秋を感じる瞬間というのがある。
思いもかけず葉が紅葉していたりするのを発見したときだ。
しかし、木全体が紅葉するということではなく、一本の枝、一枚の葉という感じで秋が訪れて来る。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F055)



トチノキ(神代植物公園)
トチノキ(神代植物公園)

栃の実が成った。
色といい大きさといい栗の実によく似ている。
そっと囓ってみる。甘くて美味しい。
だが、一瞬後にぺっぺっと吐き出す。
口一杯に渋さが広がるからだ。
やはりアク抜きだけはしなくては食べられない。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F064)



ギボウシ(神代植物公園)
ギボウシ(神代植物公園)

高原のギボウシよりも植物園のギボウシの方が密度高く群れ咲く。
豪華絢爛な花の競演という感じだ。
それでも淡いブルーの控えめさは野草の時の気持ちを失っていないことを示している。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F069)



ヤマユリ(神代植物公園)
ヤマユリ(神代植物公園)

少し園芸種の血を引いているのだろうか。
黄色い線が濃く、赤い斑点がほとんど見えない。
なんとなく花弁が厚ぼったく成っているように見える。
風に揺れる様から揺れ、ユリとなったという伝説よりも重たい感じになっている。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F084)



ポップな芋虫くん(神代植物公園)
ポップな芋虫くん(神代植物公園)

こんな模様、こんな色使い。
いったい誰が考えたんだろうね。
伝統的なデザインに反旗を翻した前衛芸術のようだ。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F093)



グラジオラス(神代植物公園)
グラジオラス(神代植物公園)
どう見ても熱帯に咲く花ということが判る。
こんな色、こんな姿で寒さに耐えているなんて考えられない。
ぎらぎらと責めてくる熱帯の太陽に対抗しているに決まっている。
CANON EOS-D60 2003.7.13(日) (030713F006)
「花の名前、あの赤いお花はグラジオラスではないでしょうか。」
というご指摘をいただきました。ありがとうございました。

実は、たいへんお恥ずかしいのことなのだが、「カンナ」と「グラジオラス」の区別が付かないのである。
カンナはカンナ科、アメリカ大陸の熱帯・亜熱帯が原産。
グラジオラスはアヤメ科グラジオラス属、アフリカ、マダガスカル島、ユーラシア大陸原産ということで、科のレベルで異なっているのに。
なんか印象が同じでいつも分からなくて困っている。
ご指摘いただいたので両者の写真を並べてしばらく見ていたら、だんだんグラジオラスに見えてきた。
だが、それなのにコレという違いが分からないという点では以前と変わらない。困ったものだ。<2004.7.17>

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