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秋色濃厚な落ち葉の世界 2003年11月 6日(木)
(2004.11. 2up)

自らの栄養に(神代植物公園)

落葉樹が秋に葉を落とすのは簡単な経済学である
光が弱くなる季節に光合成による生産料の減少、葉の維持管理費、春に新しい葉を作る投資額
それらを比較して赤字の生産設備を維持するかどうかということだ
一旦不採算部門を切り捨てるとしても自分に根元に落として
来るべき春に栄養として利用できるようにしておく
そういうことだ
OLYMPUS E-1 2003.11.6(木) (031106O0025)



落ち葉(神代植物公園)

落ち葉が地面に落ちている
まあ淋しい風景であることは間違いないのだが
時にどきりとする程美しいと思うことがある
OLYMPUS E-1 2003.11.6(木) (031106O0040)



ケヤキ天を突く(神代植物公園) ケヤキ黄葉(神代植物公園)

ケヤキが天を突くようにそびえ立つのはいつものことだ
それなのに冬に向かうときだけそれがそのように見えるのは何故なんだろう
OLYMPUS E-1 2003.11.6(木) (031106O0066)

ほうきを逆さに立てかけたようだという様に表現されるように
ケヤキはその樹形によってケヤキであることを主張している
枝分かれする角度が決まっていて、そのこともケヤキをケヤキたらしめている
OLYMPUS E-1 2003.11.6(木) (031106O0087)



ユリノキ一葉(神代植物公園)

紅葉・黄葉というには余りにも茶色の枯れ葉色である
それが最後の一葉であれば秋から冬への季節の確実な移り変わりを表現しているのかも知れない
OLYMPUS E-1 2003.11.6(木) (031106O0114)


黄葉(神代植物公園)

青空に映えた黄葉
黒々とした樹皮の色
すこし寂しい風景だが美しい
OLYMPUS E-1 2003.11.6(木) (031106O0120)



色とりどり(神代植物公園)

ユリノキの紅葉である
「紅葉」とかくべきか「黄葉」と書くべきか迷っている
赤い葉も黄色い葉もある
色とりどりだ
OLYMPUS E-1 2003.11.6(木) (031106O0123)
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