2004
春の花 そして バラの開花(3)
2004年 5月 9日(日)
(2005. 5.11 up)
バラ(神代植物公園)
バラ(神代植物公園)
花を見ると霧吹きで水滴を付けるカメラマンがいる
晴れた日にキリを吹いても不自然な写真になるだけでなく
花がすっかり駄目になる
雨の日は光も雨の日だからキリは不自然にならない
水滴がレンズの作用をして太陽の光を集める現象も起こらず
花を傷めることもない
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0142)
剣弁高心(けんべんこうしん)というのはこういうバラのためにある
花弁が後ろ側に反り返って剣形に尖って見える、また、花心部が高く飛び出してくる
オールドローズ時代からのバラの花形の理想型だ
バラというと剣弁高心のイメージだが、意外とこういう典型的な花は珍しい
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0154)
キショウブ(神代植物公園)
必ず水辺に咲くようだ
すがすがしい印象はその為なんだろうか
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0190)
ホウチャクソウ(神代植物公園)
ホウチャクソウ(神代植物公園)
花付きもよく、ひとつひとつの花もいいコンディションで咲いている
春の光を受けて元気いっぱいの印象だ
それでもほとんど目立たない
そんな野草にも春がやってきた
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0200)
下を向いた花ならば下から見上げて撮影してみる
林床に咲く花には林の梢を通ってきた光が射し込んでいる
梢を通った光がきれいな玉ボケとなってホウチャクソウに降り注ぐ
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0208)
ホウノキ(神代植物公園)
ひとつの花の大きさとしてはハスに対抗して最大級
しかし、高い木の上に咲くため花を正面から見ることは難しい
たまたま花心が見えるような角度から見ることができれば
それだけでシャッターチャンスだ
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0234)
バラ(神代植物公園)
バラ(神代植物公園)
バラといっても葉っぱだけである
やさしい雨が降り続いて葉の上にそっと模様を書いた
植物には太陽の光が必要だけれど、絶対に雨も必要なんだ
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0262)
白っぽい花は露出の調整が難しい
明るくなりすぎると立体感や他の花びらとの境界があいまいになる
暗くなりすぎると花弁の色がきれいにならない
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0281)
バラ(神代植物公園)
バラ(神代植物公園)
真っ赤なバラに水滴がつくと水滴は白くきらきらと輝く
背景の葉っぱと葉っぱの上の水滴の情景が写真の構成として重要だ
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0287)
ピンクと黄色がグラテーションしている
優しい可憐な色のバラである
中心にひとつの花を大きく取り込んだが両脇に小さく別の花を配してたくさん咲いている事を想像してもらう
OLYMPUS E-1 2004.5.9(日) (040508o0299)
本サイトに掲載の、写真・文章の著作権は サイト主宰者 にあります。無断転載/無断使用はお断りします。
LINKを張る場合は、
TOPページ
へ。 また、
E−mail
等による連絡をお願いします。
© 2005 Copyright hanaoibito