花追い人－神代植物公園

	_２００４
	_{そろそろアジサイが咲き始めた}_{２００４年６月１１日(金）～１２日（土）}	(2005. 6. 9 up)

２００４年６月１１日（金）

オオヤマレンゲ(神代植物公園)

モクレン、タイサンボク、ホウノキ、オオヤマレンゲなどをマグノリア（モクレン科モクレン属の学名です）という
花を咲かせる植物の中でもっとも原始的な形態をもつ植物なのだそうだ
雄しべがたくさんという植物は珍しくないが、マグノリアの仲間は雌しべがたくさん付いている
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0001)

ドクダミ(神代植物公園)

アップで撮るときには、被写体にぐぐっと近づいてカメラを構える
ただそれだけで悪臭が漂う
花も美しいし、薬効も多数に及ぶのに、この匂いだけはちょっとね
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0004)


レースフラワーとスジグロチョウ(神代植物公園)		レースフラワーとスジグロチョウ(神代植物公園)

蜜を吸うために昆虫が訪花する
花に停まって長い口を伸ばして蜜を吸う
もちろん、この時に花の花粉を受粉して植物にとっても重要な作業だ
しかし、どうしても花の方から蜜を差し出しているように見えてしまう
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0012)

蝶と蛾の区別として色々なことが言われる
昼行性／夜行性とか、触角の形状が異なるとか
その中のひとつが停まった時に翅を閉じるかどうかということ
キリッと翅を閉じた姿が蝶らしい
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0019)

きらめき(神代植物公園)

カンナの葉のようだ
赤い葉に微妙な水滴が煌めいている
花は目に付かず葉と水滴だけだ
それでも充分に美しい
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0023)

ガクアジサイ(神代植物公園)

周辺を取り囲む目立つ方の花は装飾花と言われている
雄しべも雌しべもなくもちろん受粉したり種子ができたりはしない
花の形をしているけれど花の機能を持っていない
それに対して中央部の点々はきちんと雄しべ・雌しべを持ち
花として機能している
でもよく見ると本当に美しいのは中央部の両生花の方だ
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0027)


アジサイ(神代植物公園)		ヤマアジサイ(神代植物公園)

アジサイはガクアジサイの中央部にある両性花のところがなく
全部が装飾花に変化した
もちろん、これでは種子ができないから自然界ではちょっと弱い
園芸の世界で生き残っている
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0037)

よく見る園芸種と比べるとずいぶんとシンプルな構造である
花の数は少ないけれど、八重になっているせいか目を引く
清楚でとても美しい
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0046)

ムラサキツユクサ(神代植物公園)

ムラサキツユクサというのは植物の名前だ
花色が紫だろうが、白だろうが植物名はムラサキツユクサだ
これはムラサキツユクサの紫とはほど遠い赤紫だ
白いムラサキツユクサとか、赤いキバナコスモスなども実在する
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0053)

スモークツリー(神代植物公園)

スモークツリー、直訳すると「煙の木」ということになる
ふわっと乾燥していると煙にも見えるが
雨に濡れるとまたそれとは違った趣になる
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0064)

ナンテン(神代植物公園)

ナンテンは花よりも葉だけの時の方が目に付きやすい
しかし、花は取るに足らないということではなく
大型の花穂を付けて、個々の小さな花が美しい
OLYMPUS E-1 2004.6.11(金) (040611o0095)

２００４年６月１２日（土）

イモカタバミ(神代植物公園)

植物園内で写真展を開いているが、この為に会場に詰めているのは結構辛い作業である
すぐ側にたくさんの花が咲いているのになかなか見に行ったり撮影に行ったりできないからだ
そんな会場詰めの細かい時間を盗んでちょっとだけ撮影にゆく
ほんの少しの枚数で一応満足して会場へ戻ってくる
OLYMPUS E-1 2004.6.12(土) (040612o0014)

ナンテン(神代植物公園)

大きな円錐状の花穂にびっしりと白いつぼみをつけた
ところどころ黄色く見えるのが開花した花である
豪華なクリスマスツリーみたいな趣に見えなくもない
OLYMPUS E-1 2004.6.12(土) (040612o0022)