花追い人－神代植物公園

　　 _２００５

バラとコスモスが満開でした（２）　（２００５.１０.１６～２３撮影）

（2006.10.19 up）

［２００５年１０月１６日］

バラ（神代植物公園）

しばらくの間、バラばかり撮っている
そう言うときは、バラのバリエーションを撮るという課題を自らに課してゆかなければならない
そうしないと、飽きてしまう
縦位置・横位置を撮るというのはもちろん基本なのだが
縦位置で、メインの花が下半分に配置されているというのはあまり無いフレーミングになる
上の方に脇役のつぼみを置かないとこういうフレーミングが安定することはない

バラ（神代植物公園）

次は横位置
２つの被写体をバランスを取って配置する
片方を主役、もう一方を脇役というように役柄を明確にするために、
片方の被写体を少しだけカットしてみた

バラ（神代植物公園）

横位置で一輪だけの被写体というのだから、かなり普通のパターンとなる
それでも日の丸構図ではバリエーションにならないので少し片方に寄せてみる
こういう時は、余った空間に意味を持たせる必要があるので、そのあたりに葉を入れてみた

バラ（神代植物公園）

縦位置で二輪というパターンだ
どちらも同じようなウェイトを持たせてみる
微妙に角度が違っているためにバラの花の剣弁高芯という形をはっきりさせることができた
右上の空間にわずかに他の花の色を見せることによってたくさんの花が咲いているバラ園の環境を暗示している

バラ（神代植物公園）

もう、一輪だけの日の丸構図である
珍しく花弁に傷のない、しかも色と言い形と言い申し分のない花と遭遇したことにより
これはもう日の丸構図しかないという判断がなされたというわけだ

［２００５年１０月２３日］


コスモス（神代植物公園）		コスモス（神代植物公園）

亀っ子倶楽部の写真展も最終日になった
お客さんが多いため、会場からほんの少しのところしかいけないし、またすぐに戻らなければならない
そんなわけで、大芝生広場のすぐ横のコスモス畑くらいしか行かれなかった
後方のパンパスグラスを脇役に使ってにぎやかなコスモスを撮影した


コスモス（神代植物公園）		コスモス（神代植物公園）

秋の日の空が高いと表現されるような天気だから、花の撮影としてはややコントラストが高くなる傾向にある
そんなことよりもたくさん咲いていると言うことをアピールするような表現を狙ってみた

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