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サクラソウ満開の桜草公園(2004. 4.13)
(2005. 4.13 up)

サクラソウ(桜草公園) サクラソウ(桜草公園)
サクラソウ(桜草公園) サクラソウ(桜草公園)

かつては荒川の河川敷ではサクラソウは普通に見られたという
毎年のように起こる河川の氾濫が常に新しい土を供給したからだ
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0001)

治水が徹底して川の氾濫が滅多に起こらなくなるに従って
サクラソウの群落が次々に消えたという
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0017)



サクラソウ(桜草公園)
サクラソウ(桜草公園) サクラソウ(桜草公園)

つまりは治水によって川の氾濫を防ぐことは
ある意味、自然破壊ということであるという
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0022)

だからといって自然保護の名目で災害を放置するという訳にはゆかない
自然と人間が共生することの難しさを語るひとつのエピソードになるであろう
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0029)



サクラソウ(桜草公園)
サクラソウ(桜草公園)

旧浦和市のサクラソウ自生地はサクラソウを植えるとかの方法ではなく
環境全体を保全するという画期的方法でサクラソウの保護に成功した
もちろん、川の氾濫を含めて環境を復活した訳ではない
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0034)



スイバ(桜草公園)
スイバ(桜草公園)

ここではこの時期、サクラソウばかりが目に付くということかもしれないが、
よく見るとその他の野草類もしっかりと根付いている
目立たないが、スイバがしっかりと花を咲かせている
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0041)



アマドコロ(桜草公園)
アマドコロ(桜草公園)

アマドコロも目立たない花だ
立った位置や、ややしゃがんだくらいでは葉の下側に咲く花は見えない
相当低い位置から観察してはじめて見えるくらい控えめな花である
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0051)



サクラソウ(桜草公園)
サクラソウ(桜草公園)

花壇の花などを見慣れているとサクラソウの群落の密度はあまり高くないように見えるかも知れない
しかし、野草の密度というのはもともと花壇とは比較にならないくらい低いものである
そういう目で見るとこれは相当密度の濃い群落ということが言える
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0060)



サクラソウ紅白(桜草公園) サクラソウ紅白(桜草公園)
サクラソウ紅白(桜草公園) サクラソウ紅白(桜草公園)

園芸種のサクラソウでは白花は珍しくもなんともないが
野生群落の中では白花は滅多に見られない
わずか数株の白花を見つけてバックにぼかして入れ込んでみた
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0074)

当然、白花の方にピントを合わせることもできる
白花は赤花とは違って凛とした美しさがある
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0077)



ツクシ(桜草公園)
ツクシ(桜草公園)

このサクラソウ自生地の中ではツクシは普通に見られる植物だ
ひとつ見つけると目が慣れてくるのだろう
次々に見つかってくる
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0084)



ツボスミレ(桜草公園)
ツボスミレ(桜草公園)

黄色い花はヘビイチゴだろうか
スミレとしては小さい花を咲かせる白い花はツボスミレ
別名ニョイスミレとも言われるやつだ
黄色と白が混じって群落を作っている
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0099)



ジロボウエンゴサク(桜草公園)
ジロボウエンゴサク(桜草公園)

茎から引っかかるような花が咲くと
これを2人で引っかけて引っ張り合う
花が取れてしまった方が負けとうのが花相撲
花相撲をする花でスミレが太郎坊、エンゴサクが次郎坊
OLYMPUS E-1 2004.4.13(火) (040413o0108)
      

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