帰港漁船(能登輪島市 光浦海岸)
日の出には間に合わなかったけれど、こちらとしては早起きのつもり。
早朝の撮影だと思っている。
ところが、沖合に目を置けば漁船が次々に戻ってくる。
港にはとっくに帰還した船がたくさんだ。
この時間、漁師たちにとっては仕事を終える時間であり、本日の釣果を楽しむ時間なのである。
Canon new F-1 AE FD135mm F1:3.5
f4.0 (1/500付近) (露出補正:0) Konica Chrome SINRA 森羅(SRS)
Velbon Monopole 2000.07.07(金) 5:21 (00C17C-2)
漁師(能登輪島市 光浦海岸)
男たちが沖合から釣果を持って帰ってくる頃、女たちは浜へ出て男たちを迎える。
これから獲物を整理して出荷したり網の後始末をしたり。
一日の仕事の締めくくりの忙しい時間がしばらく続く。
こうしている間に次々に漁を終えた漁船が帰ってくる。
早朝とはいえ一日中で漁港の最もにぎやかな頃。
Canon AE-1 PROGRAM FD135mm F1:3.5
(f5.6付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.07(金) 5:24 (00A17F-26)
仕事を終えて(能登輪島市 光浦海岸)
早朝である。
ほとんどの人々はまだ活動を開始する前。
静けさがあたりを支配する頃、太陽だけが静かに活動を開始した。
毎日の厳粛な朝の始まりである。
しかし、漁船と漁師たちはこの時間すでに本日の活動を終えて再び静けさがあたりを支配した。
朝日にたたずむ漁船の静の姿。
Canon AE-1 PROGRAM FD135mm F1:3.5
(f16付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.07(金) 5:26 (00A17F-30)
もやい綱(能登輪島市 光浦海岸)
漁港にならぶ漁船。
その一艘一艘の停舶場所にワイヤーを巻き上げるウインチが設置されている。
海の上では活動的な漁船ではあるが陸に上がってしまえば自分で動くことはできない。
ワイヤーにつながれてずるずると引きずられるに任せている。
まさに陸に上がった河童。陸に上がった漁船である。
Canon AE-1 PROGRAM FD135mm F1:3.5
(f4.0付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.07(金) 5:27 (00A17F-32)