13.浦内川と亜熱帯林散策(1)
[2005年 3月10日(木)](その1)
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バイキング形式の朝食(西表島温泉) |
3泊のうち、西表島温泉での2泊目を終えて、沖縄の旅は3日目に入った
原始林の島、西表島での朝食は都会のシティホテルと変わらないバイキング形式であった
都会と変わらない、パン、コーヒー、ベーコン・ソーセージなど
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ホテルをチェックアウト(西表島温泉) |
チェックアウトするホテルのエントランスも都会の観光地のリゾートホテルと少しも変わらない
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浦内川マングローブ散策へ(浦内川) |
昨日は、仲間川のマングローブクルーズであったが
それに引き続き、浦内川を遊覧船でクルーズして、途中下船して亜熱帯のジャングルを軽くハイキングするというものだ
浦内川は仲間川と匹敵するマングローブの代表的な川であり
自然の豊かさでは双肩をなすといってもよいものだ
河口部分は海のように広大で穏やかだが、今日はここからスタートする
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浦内川船着き場にて(浦内川) |
広大な河口部分は360度の広がりを持った空を写し込んでいる
これだけだって、なかなか本州では見られない風景ということになる
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遊覧船(浦内川) |
なんだか、オモチャのような遊覧船だが、これが今日の主役ということだ
たくさんの発見と感動の世界に誘(いざな)ってくれることになる
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遊覧船とマングローブ植物(浦内川) |
小さな遊覧船の船尾には、ヒルギ類であろう小さなマングローブ植物が伸び始めたところだ
こんなに小さな木でも、根を潮流に流されないようにしっかりと張ったり、
呼吸が難しい汽水域(海水と真水の混ざるところ)に適応して地上にもちあがったりなど
マングローブ地域に適応している姿が見えている
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マングローブのヒルギ類(浦内川) |
昨日と比べると、根のあたりの広がりが明確になっていないのは
昨日よりも潮が満ちている時間帯だからだ
マングローブの特徴的な根元が見られるのはもちろん干潮時がよい
満ち潮だと呼吸根が見られず、一見普通の林のように見えてしまう
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巨大なリュウキュウマツ(浦内川) |
昨日同様、遊覧船の両側に目を凝らしながらのクルーズだ
本州で見るアカマツ・クロマツよりもはるかに大きく枝を広げているのがリュウキュウマツである
枝張りの角度が大きいのだろうか、おおらかに枝を伸ばしている印象がある