29.竹富島散策(4)−最終回
[2005年 3月11日(金)](その5)
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ウシとアマサギの共生(竹富島) |
竹富島の町並みの散策を終えて、港への道を戻って行く
道脇に牧場があり牛たちがのんびりと暮らしている
白い鳥はアマサギだ
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ウシとアマサギの共生(竹富島) |
よく見かけるコサギやダイサギとともに、白鷺(シラサギ)としてくくられることが多いが
水辺に立って魚を採るコサギやダイサギとはちがって、アマサギの餌は昆虫類だ
ウシたちが歩き回って驚いて飛び出してきた昆虫を待っていて捕食する
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ウシとアマサギの共生(竹富島) |
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ウシとアマサギの共生(竹富島) |
餌である昆虫をおびき出すという役割でウシを利用していると言うわけだ
一方、ウシの方もアマサギが急に飛び立ったら外敵が現れたかも知れないということが判るので
外敵センサーとしてアマサギを利用しているという説もある
相利共生、または、片利共生の例としてよくでてくる関係だ
特に仲がよいという訳でもなさそうだが、いつも一緒に生活している
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船着き場のみやげもの(竹富島) |
さて、竹富島から石垣島へ戻る船を待っている
あとは、石垣島のホテルへ戻って荷物を受け取り、石垣空港から帰路につくだけということになった
船着き場のみやげものなどを眺めながら旅の終わりの感傷にひたる
短かったどいい旅だったなあ、なんちゃって
旅の終わりのセンチメンタル、まあそれも旅の楽しみのひとつでもある
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三再び石垣島へ(竹富島) |
石垣島へ戻る船が、前の客を乗せて接岸した
観光客ばかりではない、ここでの生活物資や郵便屋さんの荷物も同じ船で運ばれてきている
彼らやそれらが船を下りると我々が乗り込む
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竹富港にて(竹富島) |
竹富島の船着き場の桟橋を撮る
360度、大きく広がった空が足許の海に映っている
それはそれで南の島の壮大な風景ではあるようだ
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竹富港にて(竹富島) |
せっかくだから、その空の方を大きく入れてもうワンカット
このカットだけでも南の島であることが語り尽くされている
今年の3月8日から11日まで3泊4日の短い旅でした
「沖縄マングローブ紀行」の連載の方は8月11日から12月まで4ヵ月近くに亙る長期になりました
最後までお付き合いいただきまして有り難うございました
今回をもって29回の連載を終了させていただきます
では、いづれどこかの旅の空の下でお会いいたしましょう