花追い人のホームページ    尾瀬花紀行7
(2006. 5. 15zz up)

3.裏燧林道にタテヤマリンドウ咲く

[2005年 6月22日(水)](その3)



コバイケイソウ(尾瀬 裏燧林道)
コバイケイソウ(尾瀬 裏燧林道)

燧ヶ岳の縦走を断念して、予定外の裏燧林道を使って
燧ヶ岳を半分回って見晴地区(下田代十字路)を目指して歩き始めた
6月下旬とはいえまだ春浅い尾瀬にはコバイケイソウなど春早く咲く花がぼつぼつ見られるようになったところだ



タテヤマリンドウ(尾瀬 裏燧林道)
タテヤマリンドウ(尾瀬 裏燧林道)

裏燧林道の入口部分なので、御池田代から上田代あたり、
湿原なので田圃一枚くらいという表現は妥当でないかも知れないが
それくらいの面積がタテヤマリンドウで埋め尽くされていた



タテヤマリンドウ(尾瀬 裏燧林道) タテヤマリンドウ(尾瀬 裏燧林道)
タテヤマリンドウ(尾瀬 裏燧林道) タテヤマリンドウ(尾瀬 裏燧林道)

そんなタテヤマリンドウの群落だが、ほとんどは普通の空色の花であった
しかし、かなりの割合でピンクのタテヤマリンドウが混じっている



ミズバショウ(尾瀬 裏燧林道)
ミズバショウ(尾瀬 裏燧林道)

裏燧林道といっても、かなりの部分は湿原の中を歩くことになる
ところどころに尾瀬の名物であるミズバショウが見られる
6月の尾瀬らしく幸せ観が膨らんでゆく



オオカメノキ(尾瀬 裏燧林道)
オオカメノキ(尾瀬 裏燧林道)

湿原の植物と林の中の植物が交互にバランスよく現れてくる
ちょっと林の中という環境になると、すかさずオオカメノキの白い花が現れてくる



姫田代 11:36
姫田代 11:36

姫田代の道標が現れたのは、11:36
燧ヶ岳で大きく時間のロスをしたが、まあ、日のある内に今夜の宿泊地に到着出来るだろう



コミヤマカタバミ(尾瀬 裏燧林道)
コミヤマカタバミ(尾瀬 裏燧林道)

コミヤマカタバミ、純白の花を咲かせるものだと思っていたが
花の色は純白とは限らない
こんなにピンクの強い花も存在するらしい



エンレイソウ(尾瀬 裏燧林道)
エンレイソウ(尾瀬 裏燧林道)

7〜8月の尾瀬だと、花が終わったエンレイソウの独特の葉の風情に良く出会うが、
6月には満開の花に出会うことが出来る
エンレイソウの仲間では唯一花弁をもたない種類なので花の印象はやや弱いが
この花、高山にやってきたという気分を確実に伝えてくれるような気がする



コブシ(尾瀬 裏燧林道) コブシ(尾瀬 裏燧林道)
コブシ(尾瀬 裏燧林道) コブシ(尾瀬 裏燧林道)

都会の公園でも普通に見ることができるが、本来は間違いなく山の花である
その証拠に山の中に咲いているとほんとうに嬉しそうだ



ムラサキヤシオツツジ=ミヤマツツジ(尾瀬 裏燧林道)
ムラサキヤシオツツジ=ミヤマツツジ(尾瀬 裏燧林道)

周囲がまだ葉を出さない枯木の状態だったりすると
この花の鮮やかさは一層引き立てられることになる
この時期、山の中ではスター級だ



ワタスゲの花(尾瀬 裏燧林道)
ワタスゲの花(尾瀬 裏燧林道)

尾瀬を代表する植物と言えば、ミズバショウ、ニッコウキスゲとくると
その次にワタスゲがランクインしてくる
但し、観光客に人気があるのはワタスゲの果実(実)になったところ
花はこの写真のようにむしろ地味でふわふわのワタスゲからは想像もできない



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