花追い人のホームページ    尾瀬花紀行7
(2006. 5. 19 up)

4.湿原をたどって裏燧林道

[2005年 6月22日(水)](その4)



上田代 12:23 ノメリ田代 12:35
上田代 12:23 ノメリ田代 12:35

当初の予定を変更して裏燧林道をたどって見晴(下田代十字路)を目指している
その分だけコースタイムが押していて、まだここまでしか来ていないのに12時を過ぎてしまった



ミズバショウ(尾瀬 裏燧林道)
ミズバショウ(尾瀬 裏燧林道)

林道とはいいながら時々目の前の展望がさっと開けてきて、そういうところには「○○田代」という看板が設置されている
つまりは、時々湿原に出ると言うことだ
そんなところにはミズバショウが見られたりする



ミウバショウ(尾瀬 裏燧林道)
ミウバショウ(尾瀬 裏燧林道)

湿原にはちゃんと池塘も見られる
とても林道内の風景とは見られない



ミヤマシキミ(尾瀬 裏燧林道)
ミヤマシキミ(尾瀬 裏燧林道)

林道にはいると、そこはブナ林
さまざまな林の中で、ブナ林がもっとも明るく美しく自然が豊かに見える
落葉すると林床まで陽が射し込む
大量の落ち葉とドングリが豊かな植物送と動物たちを養っている



ムラサキヤシオツツジ(尾瀬 裏燧林道) ムラサキヤシオツツジ(尾瀬 裏燧林道)
ムラサキヤシオツツジ(尾瀬 裏燧林道) ムラサキヤシオツツジ(尾瀬 裏燧林道)

ブナ林の中でこの時期、もっとも目を引くのがムラサキヤシオツツジの鮮やかな赤
このあたりではところどころにいっぽんという感じだから
出会う度に感動することになる



サンカヨウ(尾瀬 裏燧林道)
サンカヨウ(尾瀬 裏燧林道)

高山植物の中でもあこがれ度がかなり高い花である
まだ入山者が少ない時期に花を咲かせるというのもあこがれ度を高くする要因のひとつであろう



天神田代 13:26
天神田代 13:26

天神田代
標準的なコースタイムで言うと、御池からここまでが1時間30分
ここから見晴(下田代十字路)までは1時間50分というところ



シボ沢 裏燧橋 13:47
シボ沢 裏燧橋 13:47

天神田代を過ぎると、シボ沢という川がいくつかの支流となって裏燧林道と交差する
そのひとつに裏燧橋が架けられている
この辺り、私以外の通行人は全くのゼロであった



コブシ(尾瀬 裏燧林道)
コブシ(尾瀬 裏燧林道)

前後に人影もない裏燧林道を単独で歩いている
そんな時に黙って励ましてくれるのはコブシの花であったりする



新緑(尾瀬 裏燧林道)
新緑(尾瀬 裏燧林道)

あまりにも地味な花で、尾瀬の花なんていう図鑑にも見あたらない
まあ、新緑が美しいからそっとレンズを向けてみた



倒れた巨木(尾瀬 裏燧林道)
倒れた巨木(尾瀬 裏燧林道)

ちょっと説明しないと判らない光景かも知れない
大きな木がばったりと倒れる
根の部分は木の幹についてそのまま地面からめくれて倒れる
その根の部分を根の側から撮影したと言うわけだ



ズダヤクシュ(尾瀬 裏燧林道)
ズダヤクシュ(尾瀬 裏燧林道)

林床では普通に見られる花である
地味な花だが薬草としては有用な植物である
信州の方言で喘息のことをズダという
ズダ(喘息)に利く薬種ということで、ズダヤクシュという名が付けられた



サンカヨウ(尾瀬 裏燧林道)
サンカヨウ(尾瀬 裏燧林道)

ところどころでサンカヨウに出会う
透き通るように清楚に咲く姿が素晴らしい



ツクバネソウ(尾瀬 裏燧林道)
ツクバネソウ(尾瀬 裏燧林道)

ちょっと面白い形の花が目を引く
きちんと4枚の葉の方が花よりも目立つかも知れない



三条の滝分岐 14:53
三条の滝分岐 14:53

ここで三条の滝への道と分岐する
先行の4〜5人のパーティが分岐点で休憩しているのに追いついた形だ
しばらく休憩してから、このパーティと共に出発する
コースタイムも押していることから三条の滝は割愛することとする



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