花追い人のホームページ    尾瀬花紀行7
(2006. 6. 4 up)

8.段小屋坂を尾瀬沼方面へ

[2005年 6月23日(木)](その3)



レンゲツツジ(尾瀬 下田代)
レンゲツツジ(尾瀬 下田代)

山小屋での朝食を終えて、きっちりと荷造りををして再度の出発だ
今日のルートは、段小屋坂を経て尾瀬沼方面へ
尾瀬沼を一周してから大江湿原を通って沼山峠に抜ける
今回は御池に車を駐めているので、沼山峠から御池までは乗り合いバスを利用する
尾瀬ヶ原の探索は先程までの早朝撮影だけだ



定宿ひのえまた小屋(尾瀬 下田代)
定宿ひのえまた小屋(尾瀬 下田代)

それでは出発します
お世話になりました



ズダヤクシュ(尾瀬 段小屋坂)
ズダヤクシュ(尾瀬 段小屋坂)

当然のことだが、段小屋坂に入った途端に植物はがらりと変わってくる
ここではお馴染みのズダヤクシュは喘息の薬になる植物だ
信州の方言で喘息のことを "ズダ"、ヤクシュはもちろん "薬種" の意味である



ムラサキコマノツメ(尾瀬 段小屋坂)
ムラサキコマノツメ(尾瀬 段小屋坂)

ムラサキコマノツメについては、
「尾瀬花紀行2」の「(8) 山の鼻植物研究見本園(3)」
のムラサキコマノツメをご参照下さい
http://hanaoibito.pro.tok2.com/oze2/oze2-fl08.htm



ツリバナ?(尾瀬 段小屋坂)
ツリバナ?(尾瀬 段小屋坂)

ほんとうに地味な花
ツリバナかオオツリバナあたりだと思うが確信が持てない
図鑑によればツリバナの葉は対生、オオツリババは互生ということだ
こういうことは現地で見てこないと写真だけではどうしようもない



雪融け水(尾瀬 段小屋坂)
雪融け水(尾瀬 段小屋坂)

段小屋坂は普通に森の中を通っている感じで、尾瀬らしさを感じられない
それでもこんな小川が流れていたりでなかなか豊かな自然の触れられないでもない



ネコノメソウ(尾瀬 段小屋坂)
ネコノメソウ(尾瀬 段小屋坂)

そう、ネコノメソウなんかを見ることも出来る
尾瀬以外なら当然に色めき立つところだが、尾瀬にネコノメソウが見られたところで騒ぐ人は居ない



ミヤマエンレイソウ(尾瀬 段小屋坂)
ミヤマエンレイソウ(尾瀬 段小屋坂)

へえ、ミヤマエンレイソウ(別名:シロバナエンレイソウ)もあるのかという感じである
普通ならここでは、普通のエンレイソウってところだよね



エンレイソウ(尾瀬 段小屋坂)
エンレイソウ(尾瀬 段小屋坂)

と思ったら、10メートルも離れていないところで、普通のエンレイソウを発見した
なんか続けて発見するってちょっと嬉しいよね



クルマバソウ(尾瀬 段小屋坂)
クルマバソウ(尾瀬 段小屋坂)

クルマバソウは葉が8枚輪生するのかと思っていたら、これは9枚のようだ
6枚だとクルマムグラという別の種類になるので要注意!



ツクバネソウ(尾瀬 段小屋坂)
ツクバネソウ(尾瀬 段小屋坂)

それにしてもツクバネソウとは良く名付けたものだ
羽根突きに使う、撞羽根(つくばね)の形によく似ている




?(尾瀬 段小屋坂) ?(尾瀬 段小屋坂)
?(尾瀬 段小屋坂) ?(尾瀬 段小屋坂)

さっぱりなんだか判らなかったが
なんか目を引いたんだよね
きれいと言うのとはちょっと違う感じなんだけどね



ハウチワカエデ?(尾瀬 段小屋坂)
ハウチワカエデ?(尾瀬 段小屋坂)

ハウチワカエデでいいと思う
カエデ類としては目鼻立ちのはっきりとしたよく目立つ花をつけている
もちろん、葉が美しいのは正統にカエデの血を引いているのだから当然のことだ



?(尾瀬 段小屋坂)
?(尾瀬 段小屋坂)

植物名が特定できないものが続いて大変申し訳ありません
これは、ハンノキの仲間だとは思うのだが、・・・



白砂峠へ(尾瀬 段小屋坂) 白砂峠へ(尾瀬 段小屋坂)
白砂峠へ(尾瀬 段小屋坂) 白砂峠へ(尾瀬 段小屋坂)

段小屋坂の最後の箇所にたどり着いた
このガレ場を抜けると突然視界が開けて広々とした湿原が現れる
あと一息である



ミズバショウ(尾瀬 段小屋坂)
ミズバショウ(尾瀬 段小屋坂)

最後にミズバショウを眺めてからガレ場を一気に下る



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