10.尾瀬沼西岸から南岸へ
[2005年 6月23日(木)](その5)
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オオカメノキ(尾瀬 尾瀬沼畔) |
見晴地区(下田代十字路)から段小屋坂を経由して白砂峠を越えて
今、尾瀬沼の沼尻へ向かっている
沼尻まであと1キロを切ってもう少しだけの林の中というところにたどり着いた
ムシカリ、別名をオオカメノキが美しく咲いている
一見アジサイと似ているが、これはスイカズラ科の植物、アジサイとは縁もゆかりもない他人の空似だ
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ミズバショウ(尾瀬 尾瀬沼畔) |
林の中なのだが、山道脇には多少の湿り気があるのだろうか
ミズバショウが咲いているのが見られる
ちょっと円陣を組んでフォークダンスにいそしんでいるように見える
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ミズバショウ(尾瀬 尾瀬沼畔) |
林とミズバショウの組み合わせだ
林と湿原の入り交じった環境と言うことになる
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ミズバショウ(尾瀬 尾瀬沼畔) |
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ミズバショウ(尾瀬 尾瀬沼畔) |
何度か食事や休憩に立ち寄った「沼尻そば」
今日はお休みというのではなく、「本年は休業致します」ということであった
こういう厳しい自然環境の中では長く休業すると再開はだんだん難しくなるんだろう
廃業にならなければよいのだが、・・・
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沼尻 09:45 |
沼尻まで0.9kmという地点からここまでの所要時間は22分となる
単純な平地より時間が掛かるのは勾配が有るためではない
至る所で足を止める風景に遭遇して眺めたり撮影したりするためだ
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沼尻休憩所(尾瀬 尾瀬沼畔) |
ようやく沼尻の休憩所に到着した
ここで尾瀬沼を眺めながら一服する
現在09:46
今日の行程は尾瀬沼を一周回ってから大江湿原を散策して沼山峠まで行く
沼山峠から車を停めた御池まではバスに乗るだけ
まだたっぷりと楽しむことが出来る筈だ
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尾瀬沼(尾瀬 尾瀬沼畔) |
沼尻休憩所からの恒例の眺めだ
見渡す限り人影は見えない
霧が出たり、光のドラマがあったり、いつも美しいところだ
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木道(尾瀬 尾瀬沼畔) |
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木道(尾瀬 尾瀬沼畔) |
沼尻休憩所から左回り、つまり、尾瀬沼を左手に見て三平峠方面へ回ってゆく
木道脇にミズバショウが咲いている
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尾瀬沼遠望(尾瀬 尾瀬沼畔) |
沼にボートが浮かんでいたりする様なことはない
尾瀬沼は神秘の湖だ
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コメツガ(尾瀬 尾瀬沼畔) |
遠くから見れば色とりどりの新緑の一部を構成する
だだ一本の木だけでこんなに色とりどりというのも珍しいかもしれない
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コミヤマカタバミ(尾瀬 尾瀬沼畔) |
尾瀬沼の景色を眺めたり、木々の新緑や花を見ながらコースを進んでゆく
但し、横や上を見るばかりではならないというのは
足許にも美しい花がたくさん見られるからである
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尾瀬沼(尾瀬 尾瀬沼畔) |
ところどころにこんな箱庭のような風景を眺めることができる
箱庭というより生け花のようだといった方がよいだろうか