花追い人のホームページ    尾瀬花紀行8
(2006. 9.17 up)

6.至仏山山頂付近の花たち(2)

[2005年 7月11日(月)](その6)




イネ科sp(尾瀬 至仏山)
イネ科sp(尾瀬 至仏山)

至仏山の山頂付近は、分かり易いくらい蛇紋岩が露出した世界だ
雨に濡れると大変滑りやすい蛇紋岩という岩は、また一方他の場所で見られない植物を育(はぐく)む



山岳風景(尾瀬 至仏山) 山岳風景(尾瀬 至仏山)
山岳風景(尾瀬 至仏山) 山岳風景(尾瀬 至仏山)

大きな蛇紋岩がゴロゴロしている
これが至仏山山頂付近の風景だ



山岳風景(尾瀬 至仏山)
山岳風景(尾瀬 至仏山)

当然の事ながら晴れた日には展望が利く
尾瀬ヶ原あたりももちろん見えるのだが、遠くの山脈が見えていると言うのも登山の気分としてはとてもよい



ハクサンイチゲ(尾瀬 至仏山)
ハクサンイチゲ(尾瀬 至仏山)

鳩待峠から登ってきた
至仏山への登山道は鳩待峠の他に山の鼻側からも付けられている
ここから山の鼻側に下山しようとしている
つまり、至仏山を縦走するような形になる



コバイケイソウ(尾瀬 至仏山)
コバイケイソウ(尾瀬 至仏山)

登山者のほとんどが鳩待峠から登ってきて、鳩待峠側に戻ってゆく
従って山の鼻側の登山道はいつも空いていて快適である



コバイケイソウ(尾瀬 至仏山) コバイケイソウ(尾瀬 至仏山)
コバイケイソウ(尾瀬 至仏山) コバイケイソウ(尾瀬 至仏山)

遠くの山脈を背景にしてコバイケイソウがこの辺りすべてを独占しているかのように咲き競う
湿原に咲くコバイケイソウを見慣れていると
こんな山岳風景の様なところに咲くコバイケイソウはまたひとつ新鮮な印象がするものだ



タテヤマリンドウ(尾瀬 至仏山)
タテヤマリンドウ(尾瀬 至仏山)

天気が良くて十分に日差しが有るときだけ花を開かせるタテヤマリンドウだが
今回は十分に花を開いて見せてくれる



ジョウシュウアズマギク(尾瀬 至仏山)
ジョウシュウアズマギク(尾瀬 至仏山)

やや地味目で高山植物らしくないという第一印象だったが
山の中で何回も出会ってみるとすっかり高山植物に見えてくる
上州東菊という名前もまたいい



コバノツメクサ(尾瀬 至仏山)
コバノツメクサ(尾瀬 至仏山)

地味と言えば地味なのだが
これで高山植物らしさを十分に持ち合わせている
下界の雰囲気には絶対にマッチしない



ヒオウギアヤメ(尾瀬 至仏山)
ヒオウギアヤメ(尾瀬 至仏山)

こんな岩場に咲いているとちょっと違和感を感じるのがヒオウギアヤメだ
尾瀬の花ではあるのだが、湿原あたりに咲いているのがよく似合うような気がする



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