15.ニッコウキスゲの尾瀬ヶ原−早朝撮影
[2005年 7月13日(水)](その1)
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早朝撮影(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
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早朝撮影(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
山小屋での2泊目を過ごして最終日の朝を迎えた
午前5時11分、朝食を待つ間にカメラを持って山小屋の周辺に飛び出した
尾瀬といところは、小屋のすぐ前でもどちらへカメラを向けてもちゃんとした風景写真になる
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ニッコウキスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
ニッコウキスゲは一日花
湿原いっぱいを黄色く染めるようにたくさん咲いていたとしても
個々の花はその日に咲いて、その日のうちに萎んでゆく
そんな花だから、ひとつの花が咲いているとその裏にたくさんのつぼみが控えている
明日咲く花、明後日咲く花、明々後日咲く花、そんな感じでたくさんのつぼみだ
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チングルマ(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
まだ朝露に濡れている
ふわふわの綿毛になるにはもう少し乾くのを待たなければならない
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ニッコウキスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
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ニッコウキスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
目の前には一面のニッコウキスゲ、
どちらを向いても山脈が遠くに見える
山脈の手前には木立があって霧に包まれている
尾瀬では当たり前の風景
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ワタスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
少し歩くと手前のニッコウキスゲが一面のワタスゲに変わる
遠景はなかなか変わらないが、近景は選り取り見採りだ
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ハクサンチドリ(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
チリチリチリ
線香花火のようにたくさんの千鳥が咲き競う
鳥の千鳥の群にも見えるし、和服の模様の千鳥格子にも見えてくる
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早朝風景(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
空の色が明るくなってくる
太陽の光が地面を暖めるのだろう
地面の温度が少しででも変わると霧が動く
この時間帯はめまぐるしく霧が姿を変える
目を離せないドラマのように
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カラマツソウ(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
雄しべばかりが見える白い花なのだが
つぼみのところは微妙にピンク、いや、薄紫だろうか
なんという細かい細工
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今日の予感(尾瀬 尾瀬ヶ原) |
空が完全に明るくなった頃、こんな美しい雲が青空を覆った
今日一日の確実な晴天が約束されたようだ