花追い人のホームページ    尾瀬花紀行8
(2006.10.29 up)

18.東電小屋近くに自然の爪痕を見る

[2005年 7月13日(水)](その4)




シラカバ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
シラカバ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

結局、龍宮小屋からの分岐を東電小屋の方へ曲がってしまった
つまり目指す山の鼻−鳩待峠とは明らかに遠回りのルートということになる
時間の許す限りの遠回りということだ
(目的地に到着するのが目的ではなく、湿原を散策するのが目的だ、だから時間・体力の許す限り遠回りがよい)



ヤマドリゼンマイ(尾瀬 尾瀬ヶ原) ニッコウキスゲ・ヤマドリゼンマイ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
ヤマドリゼンマイ(尾瀬 尾瀬ヶ原) ニッコウキスゲ・ヤマドリゼンマイ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

一面のヤマドリゼンマイ、それをザワザワという雰囲気や整然としたリズミカルな雰囲気で撮影してゆく
でも、そんなヤマドリゼンマイの中にコバイケイソウとかニッコウキスゲとかの花を少しだけ入れると
いいポイントになってくれる



自然界の脅威(尾瀬 尾瀬ヶ原) 自然界の脅威(尾瀬 尾瀬ヶ原)
自然界の脅威(尾瀬 尾瀬ヶ原) 自然界の脅威(尾瀬 尾瀬ヶ原)

そんな中、根元からなぎ倒された様な木道が見られた
単に木道といっても、延々と続く高さ2メートルもある建造物である
それが大雨で根こそぎ流される
どんなに恐ろしい雨脚なのか想像を絶するくらいだ
それもそうなんだけれど、木道のあった場所にはもう草が生え、ミズバショウが咲いたりしている
自然にとって、木道なんてそんなちっぽけなものに過ぎない



シラカバ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
シラカバ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

シラカバのつやつやとした美しい樹肌はもともとあった樹皮が剥けたものだという
この剥けた樹皮が雪の上に落ちていたりするのをよく見かけることがある
そして、この写真がまさに樹皮が剥けているところの現場写真だ



ニッコウキスゲ・東電小屋(尾瀬 尾瀬ヶ原)
ニッコウキスゲ・東電小屋(尾瀬 尾瀬ヶ原)

絵本に出てくる小さな家という感じなのは、山小屋としては大規模な部類に入る東電小屋
手前の木道の周辺がニッコウキスゲで黄色く染まっている
ますます絵本の中、おとぎ話の中の建物のように見える



ニッコウキスゲ・ヤマドリゼンマイ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
ニッコウキスゲ・ヤマドリゼンマイ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

ニッコウキスゲとヤマドリゼンマイの競演
ニッコウキスゲは立った一輪、ヤマドリゼンマイのほうは画面一杯
でも、フィフティ・フィフティのコラボレーション



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