花追い人のホームページ    尾瀬花紀行8
(2006.11. 1 up)

19.ニッコウキスゲの尾瀬ヶ原を独り占め

[2005年 7月13日(水)](その5)




マルバノモウセンゴケ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
マルバノモウセンゴケ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

尾瀬ヶ原をあちこちしているが、ようやく山の鼻方向に足を向けたところだ
湿原の昆虫ハンターであるモウセンゴケがやけに赤く毒々しい
こんなに赤い警戒色なのに昆虫は逃げてゆかないのだろうか



ニッコウキスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
ニッコウキスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

先程から前後に誰も居ない
寂しいくらいなのだが、考えてみたらずいぶんと贅沢なことでもある
とにかく見渡す限りの尾瀬を私ひとりで借り切っている
ニッコウキスゲは今日一日だけの花
もしかしたら、私だけしか見ないで終わった花もあるかも知れない
そんな贅沢がし放題である



ニッコウキスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
ニッコウキスゲ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

あまりにもたくさん、あまりにも一面に咲いているので
逆になんとか一本の木を探して、画面をニッコウキスゲだけで埋め尽くされないようにしてみた



サンカクイ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
サンカクイ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

葉の途中にこんな花が咲く
これって、近くで見るというより、同じ空間で息をしてみると分かるのだが
生命力に溢れていて、生き生きとした息づかいが伝わってくるようだ
すごく美しく見えるんだぜ



木道(尾瀬 尾瀬ヶ原) 木道(尾瀬 尾瀬ヶ原)
木道(尾瀬 尾瀬ヶ原) 木道(尾瀬 尾瀬ヶ原)

あ、人が居た
という感じでカメラを向けてみる
考えてみれば当たり前だ
こんな素晴らしいところがいつまでも独り占めの訳が無い



ヒオウギアヤメ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
ヒオウギアヤメ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

いづれアヤメかカキツバタなんて訳で、
花被片(花弁とそれによく似た萼片)の根元部分に文目模様(あやめもよう)があるものがアヤメだと教わる
ただ、アヤメは内側の3枚の花被片がウサギの耳のように立ってみるのに対して
ヒオウギアヤメはそれが見えない
尾瀬では、アヤメを見かけることが無く、ヒオウギアヤメかカキツバタになる



セリ科sp(尾瀬 尾瀬ヶ原)
セリ科sp(尾瀬 尾瀬ヶ原)

そういえば、尾瀬ヶ原では案外セリ科植物を見かけないかも知れない
セリ科は種類が多くて正直なところよく分からないんだけどね



ヤナギトラノオ(尾瀬 尾瀬ヶ原)
ヤナギトラノオ(尾瀬 尾瀬ヶ原)

そうすっかりお馴染みになってしまったヤナギトラノオ
それでも、これだけにぎやかに花を付けているのはあまりないかも知れない



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