(2) 利尻島へ向かう
[写真1]:デッキ(稚内〜利尻 連絡船)
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メグマ湿原で少しゆっくりし過ぎた。
稚内空港と稚内市街・駅との距離感をつい忘れてしまっていた。
駅前にレンタカーを返して連絡船のフェリーターミナルにはダッシュで駆け込んでそれでもぎりぎりであった。
船に乗り込んでようやく一息。
これから利尻島へ向かう。
この不思議な写真はデッキ2階から魚眼レンズでデッキ1階を見下ろしたもの。
[写真1]:デッキ(稚内〜利尻 連絡船)
[写真2]:カモメ(稚内〜利尻 連絡船)
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連絡船の乗客がパンやお菓子類を投げてくれる。
カモメたちは船と同じスピードで飛びながら何か投げられたら空中で身を翻してキャッチする。
このように乗客とカモメの利害が一致したおかげで我々カメラマンは間近にカモメを撮影することが出来る。
[写真2]:カモメ(稚内〜利尻 連絡船)
[写真3]:カモメ(稚内〜利尻 連絡船)
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さすがに500ミリの超望遠レンズだから三脚を立てているのは当然のことだ。
それでも、飛んでいるカモメを追いかけているのだから、気分は手持ち感覚である。
三脚をセットする位置で構図や背景は意識するけれど、ファインダーを覗いたらそんなことを気にしている暇はない。
ピントがあったところでどんどんシャッターを切る。
とはいってもピントだけを見ているわけでもなくいろんなことを同時にチェックしている。
この緊張感がたまらない。
[写真3]:カモメ(稚内〜利尻 連絡船)
[写真4]:オオウバユリ(利尻 姫沼)
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利尻島に着いた。
同じ北の離島でありながら、海岸から高山植物が見られる礼文島とは対照的に、利尻島では山の上部でしか高山植物を見ることは出来ない。
利尻山すなわち利尻富士の島であるが、今回はレンタカーを借りて海岸線の近くをうろうろしただけであった。
[写真4]:オオウバユリ(利尻 姫沼)
[写真5]:オニノヤガラ(利尻 姫沼) )
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葉が無い植物、といことは自らは光合成で栄養を生産するということを行わないということだ。
ギンリョウソウやツチアケビと同じ腐生植物ということだ。
これでランの仲間。
ナラタケと共生するのだそうだ。
[写真5]:オニノヤガラ(利尻 姫沼)
撮影データ
[写真1]:デッキ(稚内〜利尻 連絡船)
Canon AE-1 PROGRAM NEW FD15mm F2.8 FISH-EYE
(f5.6付近) 1/500 ±0EV FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2001.7.20(金) 11:45 (01A17P-14)
[写真2]:カモメ(稚内〜利尻 連絡船)
Canon new F-1 AE TAMRON SP500mm REFLEX F1:8.0
f8.0 (1/500付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.20(金) 12:00 (01C78N-5A)
[写真3]:カモメ(稚内〜利尻 連絡船)
Canon new F-1 AE TAMRON SP500mm REFLEX F1:8.0
f8.0 (1/500付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.20(金) 12:08 (01C78N-13A)
[写真4]:オオウバユリ(利尻 姫沼)
Canon new F-1 AE TAMRON SP500mm REFLEX F1:8.0
f8.0 (1/60付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.20(金) 14:56 (01C78N-14A)
[写真5]:オニノヤガラ(利尻 姫沼)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4
f4.0 (1/60付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.20(金) 15:13 (01C78N-23A)
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