(4) 利尻島あちこち
[7月21日(土)]
[写真1]:ツルアジサイ(利尻 見返台園地)
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利尻富士こと利尻山へのひとつの登山口。
見返台園地は設備の整った駐車場兼展望台だった。
本来はここからは絶景の利尻富士が見えるはずだが。
霧が深くてどうにもならない。
登山道の方を少しだけ歩いてみようかと言うことになったが、突然険しくてさっさと引き上げ。
この時進路に立ちはだかっていたのがこのツルアジサイであった。
[写真1]:ツルアジサイ(利尻 見返台園地)
[写真2]:カモメ営巣地(利尻 九連)
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利尻島の外周道路に九連という場所がある。
海岸の急峻な岸壁にオオセグロカモメが営巣、人面岩とかさまざまな形の岩には繁殖中のつがいと共に小さな雛鳥をはっきりと見ることができた。
[写真2]:カモメ営巣地(利尻 九連)
[写真3]:子育て中(利尻 九連)
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限られた岩の上のスペースを少しでも多くのつがい利用できるように一区画は小さく分割されている。
繁殖期、小さな分譲地のどこの家でもかわいい雛鳥が誕生した。
[写真3]:子育て中(利尻 九連)
[写真4]:ノリウツギ(利尻 南浜湿原)
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北海道の方言ではサビタの花というのがこのノリウツギのことだ。
ウツギというとハコネウツギやタニウツギを連想しがちだが、ノリウツギはスイカズラ科ではなくアジサイの仲間になる。
昔はユキノシタ科であったが最近はアジサイ科として独立したという。
[写真4]:ノリウツギ(利尻 南浜湿原)
[写真5]:モウセンゴケ(利尻 南浜湿原)
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普通の畑のすぐ横に南浜湿原の看板が立っているだけであやうく見逃してしまうところであった。
この湿原に訪れる人はほとんどいないらしい。
たった一輪だけのモウセンゴケ。
こんな小さい花、絶対に見逃してしまう。
突然の雨に傘をさしての接写撮影。
根本にほんのちいさなモウセンゴケの食虫装置のついた葉が写っているのがわかるだろうか?
もちろんピントは合っていない。
[写真5]:モウセンゴケ(利尻 南浜湿原)
撮影データ
[写真1]:ツルアジサイ(利尻 見返台園地)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 50mm F3.5
f3.5 (1/30付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.21(土) 9:12 (01C79N-12)
[写真2]:カモメ営巣地(利尻 九連)
Canon new F-1 AE TAMRON SP500mm REFLEX F1:8.0
f8.0 (1/125付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.21(土) 9:59 (01C79N-19)
[写真3]:子育て中(利尻 九連)
Canon new F-1 AE TAMRON SP500mm REFLEX F1:8.0
f8.0 (1/250付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.21(土) 10:03 (01C79N-22)
[写真4]:ノリウツギ(利尻 南浜湿原)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4
f4.0 (1/250付近) +0.7EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.21(土) 11:03 (01C79N-32)
[写真5]:モウセンゴケ(利尻 南浜湿原)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4
f8.0 (1/30付近) +0.7EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.7.21(土) 11:15 (01C79N-36)
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