(8) フェーリーを待つ
[写真1]:漁船(ペシ岬)
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礼文島へ渡るフェリーの時間待ちで登ったのがペシ岬。
フェリーターミナルの近くにそびえるように急峻な峠である。ここに登ってみると港が眼下に広がる。
漁船、フェリー、フェリーを待つ人々。
手に取るようによく見える。
[写真1]:漁船(ペシ岬)
[写真2]:はるかな(ペシ岬)
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ペシ岬は確かに坂道は急峻だが全体は小さなものなので高さも大したものではない。
超広角レンズである魚眼を使って思いっきり距離感を誇張する。
あたかも広大な風景で人物もはるか遠くに見えるけれど、これちょいと声を掛けられる距離でしかない。
[写真2]:はるかな(ペシ岬)
[写真3]:ターミナル(フェリーターミナル)
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旅が便利になった。
飛行機、自動車、・・・。
交通が便利になり高速化するとそれに伴って旅の情緒も無くなってくる。
やはり北のはずれの離島なのだから、それなりの不便さと旅情が欲しいところだ。
一昔前はこのフェリーターミナルに到着したときには特別な感慨があったのだろう。
[写真3]:ターミナル(フェリーターミナル)
[写真4]:カモメ(フェリーターミナル)
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フェリーを待つ客は退屈している。
それを目当てに集まってくるのが地上ならカラス、水面ならカモメだ。
餌をねだったり、時には空中でフライングキャッチを見せては餌を貰う。
船が入ってくれば飛び去るのだがそのぎりぎりの時が一番もらいが多いようだ。
[写真4]:カモメ(フェリーターミナル)
[写真5]:バス乗り込み(フェリーターミナル)

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フェリーだから乗用車も乗り込めばトラックも乗り込む。
バスも乗り込むということだ。
これで内部は結構大きくてこれでもかとトラックやバスを飲み込んで行く。
[写真5]:バス乗り込み(フェリーターミナル)
撮影データ
[写真1]:漁船(ペシ岬)
Canon AE-1 PROGRAM NEW MACRO FD 200mm F4
(f4.0付近) 1/1000 ±0EV FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2001.7.22(日) 8:38 (01A18P-24A)
[写真2]:はるかな(ペシ岬)
Canon AE-1 PROGRAM NEW FD15mm F2.8 FISH-EYE
(f5.6付近) 1/1000 ±0EV FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2001.7.22(日) 8:51 (01A18P-36A)
[写真3]:ターミナル(フェリーターミナル)
Canon AE-1 PROGRAM NEW FD15mm F2.8 FISH-EYE
(f2.8付近) 1/500 ±0EV FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2001.7.22(日) 8:57 (01A19P-6A)
[写真4]:カモメ(フェリーターミナル)
Canon AE-1 PROGRAM NEW FD100mm F2.8
(f8.0付近) 1/1000 ±0EV FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2001.7.22(日) 9:48 (01A19P-19A)
[写真5]:バス乗り込み(フェリーターミナル)
Canon AE-1 PROGRAM NEW FD15mm F2.8 FISH-EYE
(f5.6付近) 1/1000 ±0EV FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2001.7.22(日) 10:07 (01A19P-26A)
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