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シーズンズグリーティング
4月第3週(4月20日〜4月26日)
ツツジ咲く神代植物公園
(2003. 4.10)

 
[4月20日]

[写真1]ツツジ(神代植物公園)
[写真1]ツツジ(神代植物公園)

春の神代植物公園である。
亀っ子倶楽部の面々、いつものようにグリーンギャラリーに集まって撮影を開始した。
奥の方の花木のたくさん植えられているコーナーでツツジの撮影からスタート。
ありきたりの花で特別に変わったこともないけれど、春の季節感がいっぱいだ。



[写真2]サラサドウダン(神代植物公園)
[写真2]サラサドウダン(神代植物公園)

ツツジのすぐに向こう側に割と大きなサラサドウダンとベニドウダンが並んでいる。
花付きがよくってびっしりと花をつけている。
小さな花のひとつひとつに細い赤い線の模様が入っている。
この繊細さがなんともいえない。



[写真3]トチノキ(神代植物公園)
[写真3]トチノキ(神代植物公園)

ギャラリーの前の大きなトチノキの根本が腰掛けられるようになっている。
ここに座り込むとちょうど良い木陰になる。
新緑のトチノキの葉が光を透してまばゆいくらいだ。



[写真4]トチノキ(神代植物公園)
[写真4]トチノキ(神代植物公園)

新しい葉が出来るときは同じ形の小さな葉がついて、そのまま大きくなる。
どこがどのように伸びると同じ形のまま大きくなるのか実に精巧に出来ているものだと感心する。
そして、大きくなった葉の色が淡いグリーンから濃いグリーンに変わって行く。
厚くなってゆくのだろうか次第に光を透しにくくなる。



[写真5]フジ(神代植物公園)
[写真5]フジ(神代植物公園)

フジが花をつけるのはもうすぐだ。
その前に爆発するようにたくさんの葉を展開する。
淡いグリーンの葉に水滴が絡んだりしたときの美しさは格別だ。
葉の向きとか、2枚か3枚かが重なって見えるかどうかで影絵のように色が変わって見える。



[写真6]ヤマボウシ(神代植物公園)
[写真6]ヤマボウシ(神代植物公園)

ヤマボウシはようやく咲き始めたところ。
ほんとうは枝全体が真っ白に見えるほど花をたくさん咲かせるのだが、咲き始めは当然のことだが一輪から始まる。
こいつが咲きそろうと季節は春から初夏に静かに移って行く。



[写真7]キモッコウバラ(神代植物公園)
[写真7]キモッコウバラ(神代植物公園)

バラの仲間はいづれも香りがあるが、その中で群を抜いて強い香に包まれるのがモッコウバラである。
もちろんモッコウの名は香の強いことから付けられた。
ひとつひとつの花は小さいのだが、垂れ下がる枝にびっしりと八重の花をつける。
四季咲きが進んだバラの中にあって春から初夏にかけてだけ花をつける。



[写真8]ツツジ(神代植物公園)
[写真8]ツツジ(神代植物公園)

水滴のついた花はいい。
花弁も水滴の光を透してきれいに見える。
それに新しい葉がまだ透き通って光を透している。
淡くはかない春の光だ。



[写真9]ツキヌキニンドウ(神代植物公園)
[写真9]ツキヌキニンドウ(神代植物公園)

花が咲くところのすぐ下の葉が変わっている。
葉の真ん中を茎が貫通するようになっている。
もちろんツキヌキニンドウの名はこの茎が葉を貫通していることこから命名された。
それにしてもにぎやかな印象の花である。

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