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シーズンズグリーティング
8月第3週(8月17日〜8月23日)
小石川植物園/向島百花園

(2003. 8. 7)


[8月24日]

[写真1]ルドベキア(小石川植物園)
[写真1]ルドベキア(小石川植物園)

[写真1]ルドベキア(小石川植物園)
あまりアップの写真というのは好きではないが、たまにはと言うことでやってみた。
ルドベキアはキク科だから当然のことだが、ひとつひとつの花弁に見えるところがそれぞれは独立したひとつの花(舌状花)だ。
中心部のぽつぽつもそれぞれひとつの花(管状花)だ。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D007)



[写真2]ヤブラン(小石川植物園) [写真3]ムラサキツユクサ(小石川植物園)
[写真2]ヤブラン(小石川植物園) [写真3]ムラサキツユクサ(小石川植物園)

[写真2]ヤブラン(小石川植物園)
ランというのは、もともとはラン科植物のことではなくて、葉が細くて花を咲かせる植物の総称であったそうだ。
そういうものの代表がラン科植物であるというのは間違いない。
しかし、ランの名が付くのはラン科の植物には限らない。
ヤブランはユリ科である。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D016)

[写真3]ムラサキツユクサ(小石川植物園)
ツユクサは花弁が2枚に見える(1枚は隠れている)。
それに対してムラサキツユクサは誰が見ても3枚の花弁だ。
確かに同じ仲間なのだが、花の形は全く異なっている。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D024)



[写真4]ワレモコウ(小石川植物園)
[写真4]ワレモコウ(小石川植物園)

[写真4]ワレモコウ(小石川植物園)
本当はこれに小さな花を開くのだが、それにしてもおそらくは目立たない花である。
それなのにこの花の人気の高さは大変なものである。
つまりはそれだけカメラマン泣かせの花でもある。
どう撮っても地味なものは地味。
きれいに撮るのは至難の技だ。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D030)



アオイ科の花?(小石川植物園) [写真6]モミジアオイ(小石川植物園)
アオイ科の花?(小石川植物園) [写真6]モミジアオイ(小石川植物園)

アオイ科の花?(小石川植物園)
花の名前を控え忘れた。
割と目立つ花なのだが始めて見る花だろう。
花はフヨウまたはムクゲとよく似ている。
葉もフヨウと似ているが全体の印象はフヨウとは異なるような。
結局わからない。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D055)

[写真6]モミジアオイ(小石川植物園)
こちらはモミジアオイとすることで全く問題がない。
トロロアオイの別名が黄蜀葵というのみ対して、このモミジアオイには紅蜀葵の別名がある。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D061)



[写真7]ルドベキア(小石川植物園)
[写真7]ルドベキア(小石川植物園)

[写真7]ルドベキア(小石川植物園)
夏の間によく見かける黄色い花。
本当はルドベキアなどという名前ではなく日本語の名前で呼んであげたい。
但し、オオハンゴンソウとかアラゲハンゴンソウとか和名のついているものを除いて、園芸種は原則としてルドベキアと呼ぶのが普通のようだ。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D075)



[写真8]ヤブミョウガ(小石川植物園)
[写真8]ヤブミョウガ(小石川植物園)

[写真8]ヤブミョウガ(小石川植物園)
白い目立たない花から真っ白な実がなる。
ところが、それから順次実に色が付いてブルーというかムラサキというか独特の美しい色に変身する。
バックの光が美しい。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D084)



[写真9]ミズヒキ(小石川植物園) [写真10]ハギ(小石川植物園)
[写真9]ミズヒキ(小石川植物園) [写真10]ハギ(小石川植物園)

[写真9]ミズヒキ(小石川植物園)
ひとつひとつの花が上側が赤、下側が白となっていることがよく判る。
この茎を上から見ると赤い紐に見える。
下からは白い紐だ。
赤い紐・白い紐で紅白の水引だ。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D095)

[写真10]ハギ(小石川植物園)
秋の七種(ななくさ)のひとつであるが、実は8月には咲き始める。
そういえば、ナデシコもこのころだ。
キキョウなんかは6月から見られる。
秋の七種はかなり長い季節に、またがっていて一度に見られるものではない。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D109)



[写真11]ハギ/蝶(小石川植物園) [写真12]コマツナギ(小石川植物園)
[写真11]ハギ/蝶(小石川植物園) [写真12]コマツナギ(小石川植物園)

[写真11]ハギ/蝶(小石川植物園)
まだまばらに花をつけたぐらいのハギである。
それでもさっそくチョウが訪れた。
あんな小さな花に大きなチョウが吸うに十分な蜜が分泌されるのだろうか。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D122)

[写真12]コマツナギ(小石川植物園)
一見するとハギとよく似ている。
葉っぱの感じや花の色がそっくりだからである。
ところがハギならひとつの花に当たるところがたくさんの花の集まりになっている。
それがちゃんと几帳面にひとつの花序になっている。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D130)



[写真13]トウゴウギク(小石川植物園) [写真14]ナツズイセン(小石川植物園)
[写真13]トウゴウギク(小石川植物園) [写真14]ナツズイセン(小石川植物園)

[写真13]トウゴウギク(小石川植物園)
実はこれもルドベキアの一種なのだが、普通はこれよりも大型の花をルドベキアと呼んでいる。
トウゴウギクは、あの東郷平八郎が英国へ戴冠式に出かけたときにキュー植物園から種子を持ち帰ったことに因んでいる。
植物名としてはえらく最近の人名が現れている。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D138)

[写真14]ナツズイセン(小石川植物園)
この花を見かけると夏休みの終わりが連想される。
8月下旬に見かける花だ。
秋の名前が付いていてもおかしくはないのに、ナツズイセンである。
ヒガンバナと同じで花の時期に葉が出ない。
CANON EOS-D60 2002.8.24(土) (020824D154)

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