花追い人のホームページです。
シーズンズグリーティング
4月第4週(4月22日〜4月28日)
(またまた、特別増刊号)

咲いた咲いたチュ−リップの花が。

シャガ咲く(皇居 東御苑)4月も下旬に入った。
ゴールデンウィークが待ち遠しい頃、
立夏が近づきむしろ暑い日が混じってくる様になった。
まだまだ春の花の開花ラッシュが続いている。
今週は、都心に近い花の見所として、皇居東御苑と向島百花園。
例によって神代植物公園。
また今花盛りのチューリップを場所を変えて3箇所で撮影して見た。調布市の神代植物公園、板橋区の赤塚植物園、足立区の都市農業公園からそれぞれご紹介する。

笠を被って=オドリコソウ(向島百花園)[4月22日]
新宿御苑をはじめとして、各地に皇室関係の庭園が点在しているが、皇居東御苑はまさに皇居の一画を一般に公開しているところだ。
無料で誰でも入ることが出来、四季を通じて見所があるのだが、意外と知らない人が多い。
ここで見事なのは、早春の梅、万作、躑躅、初夏の花菖蒲と皐、アサザ、芙蓉、など。
また、皇居東御苑の中には武蔵野の雑木林を再現した区域がある。
日本庭園の中にこのような場所は不釣合いなのだが、
昭和天皇の格別のご配慮である。
ほとんどの人は素通りする場所だが、この中で丹念に野草を探す人と、この時期、タチツボスミレ、チゴユリ、エビネ、キンラン、ムラサキ、・・・・・・。
貴重な野草を見つけることができる。
それにしてもシャガの咲くころの皇居東御苑はいい。

シャガは図鑑的説明では、林の湿ったところにたくさんはえている。
高さは50〜60センチ。
葉は3列に並び、幅2〜2.5センチの刀のような形。
葉の間から出た茎の先に2、3個ずつ白紫色の花をつける。
がく片は3枚、黄色と紫色の模様がある。
その内側に3枚の花びら。
いちばん内側にある糸のように切れ込んだ3枚は、先が3つに分かれているめしべで、その裏がわにおしべがひとつずつかくれている。
[写真1:シャガ咲く(皇居東御苑)]
皇居東御苑から向島百花園に向かうのはひとつのコースになっている。この日の最初の被写体はオドリコソウ。ヒメオドリコソウと混同している人が多いが、オドリコソウはヒメオドリコソウよりもずっと大きな花だ。文字通り編み笠を被った踊り子たちが輪になって踊っている姿に見たてたもの。花色は白とピンクがあるがいづれも控えめな野草らしいやさしい色合い。
[写真2:笠を被って=踊子草(向島百花園)]

白く咲く=ハナミズキ(神代植物公園)

[4月23日]
次にいつもの神代植物公園からハナミズキをご紹介する。
ハナミズキは東京市長であった尾崎幸雄がアメリカのポトマックへ贈ったサクラの返礼としてアメリカから贈られたもの。
すっかり日本人のお馴染みの花になった。
日本在来のヤマボウシとかミズキを知らない人でもハナミズキを知らない人はいない。
花びらのように見えるところが薄く透けていて光を通して見えるあたり、いかにも日本的である。

ハナミズキの名前ですが、「アメリカハナミズキ」と言う人が案外おりますが、「アメリカヤマボウシ」か「ハナミズキ」が正しい。
「アメリカヤマボウシ」は元々日本にある「ヤマボウシ」に似ていてアメリカから来た物だという名前。
「ハナミズキ」は「ミズキ」というあまりパットした花が咲かないものと同じ仲間で花が鑑賞に値するから付いた名前だ。
まあ、花と思われているのは「苞」と言う器官だが。
[写真3:白く咲く=ハナミズキ(神代植物公園)]

赤いチュ−リップ(神代植物公園)さて、お待ち兼ねのチューリップですが、まずは神代植物公園から。
チューリップは大航海時代に世界を掛けまわったヨーロッパの列強によりトルコから持ちかえられた。
今ではチューリップといえばオランダを思い出すほどになっている。
原産地で花の名前を尋ねたところ、間違って近くにあったターバンの名を聞き出したということから名づけられたという有名な話がある。
[写真4:赤いチューリップ(神代植物公園)]

黄色いチュ−リップ(赤塚植物園)[4月25日]
原産地ではないといってもオランダは世界一のチューリップの栽培地だ。
オランダ400年の栽培の歴史から、1月から3月は、ほんとに素晴らしいという。
最近女性の方で、真夏でも誕生日にチューリップが欲しいなんておっしゃる方があって、よく花屋さんに問い合わせをする方が多いのだそうだ。
お花のこと知らない人か、男の人を試す「人の悪い」人かどちらかです。
女性の皆さま、無理な注文をされないことを望みます。
結構、真剣に探している男の人多いんです。
チューリップは11月から4月まで販売される。
これ以外でもオランダでは栽培可能でジュンブライドでもたくさん使うが、日本の温度では無理で5月から10月は扱わないとか。
[写真5:黄色いチューリップ(赤塚植物園)]

チュ−リップ花壇(足立区 都市農業公園)[4月27日]
初めて足立区の都市農業公園に足を運んだのはいったい何年前のことだったのだろう。
ある時は工事中。
ある時は長期休園中とかで実際に中に入るまで5〜6年くらい掛かったのではないだろうか。
サクラとチューリップがいいという話しで出かけて2〜3回無駄足をした記憶がある。
荒川の土手にチューリップ専用の広大な花壇が設えてあってここに色とりどりのチューリップが咲き競う。
ほんの少しピークを過ぎたあたりではあったが十分に楽しむことができた。
ノーマル咲き、フリンジ咲き、八重咲き、その他さまざまな品種である。

都市農業公園のチューリップ畑は半分荒川にはみ出しているような場所だ。
荒川と言っても絶え間無く船が行き交うような河口近くとは違って小さなボートがいくつかもやってあるだけの牧歌的な場所である。
何か少し古い時代にトリップしたような懐かしい風景だ。
とても都内とは思えない。
レストラン「さくら」から見る荒川が最高。晴れた日にはそこから富士山も見える。
[写真6:チューリップ花壇(足立区 都市農業公園)]

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