花追い人のホームページです。
シーズンズグリーティング
9月第2週(9月9日〜9月15日)

富士山麓でのんびりと、秋。

実は本稿とは何の関係もないのだが、9月9日から『亀っ子倶楽部』の写真展 が開催される。
詳しくは、このホームページの「亀っ子倶楽部作品ギャラリー」をご覧戴きたい。
亀っ子倶楽部は、東京都調布市にある神代植物公園を根城に花の写真を撮り続けているアマチュアの集まり。
花追い人は5回目の参加となる。
毎年春・秋の2回、神代植物公園分園ギャラリーで写真展を開催している。
今回の写真展は次の通りです。
必ずご期待に沿える写真がご覧になれます。是非会場までお運びをお願いします。

『華 彩 風』第13回 亀っ子倶楽部 写真展
日時:2001年9月9日(日)〜9月21日(金)[9月10日(月)、17日(月)休館日]
午前9時〜午後4時
会場:神代植物公園分園 グリーンギャラリー(旧 緑の相談所)


[9月12日]

[写真1]:荒天後のひととき=富士山(乙女峠)
荒天後のひととき=富士山(乙女峠)

一日のうちにたくさん天気が移り変わった日には富士山周辺の雲は複雑な動きを見せる。
箱根湿生花園で、雨にぬれた花をたっぷりと見た後天気が回復した。
東海地方は記録的な豪雨だったという。
そんな日には乙女峠の富士山には笠雲やらなにやら複雑な雲がターバンのように巻きつく。
複雑な展開だ。

[写真1]:荒天後のひととき=富士山(乙女峠)



[9月13日]


[写真2]:景観植物=ソバ(忍野村)
景観植物=ソバ(忍野村)

一面のコスモスのようなメルヘンチックなお花畑。
そんな観光用の花壇に似たイメージが思い浮かぶ忍野村である。
今は観光地としてのイメージがあるにはあるが本来はどこにでもある農村だ。
富士山が良く見えるという立地条件で一気に観光地化された。
花が終われば誰も訪れない。
この向こうの畑で黙々とキャベツの収穫が行われている以外は全く人気がない。
枯れたとうもろこしが痛々しい。
今まで米を作っていた農家が政策によってその耕作を止める。
長い歴史の中ではいつでも米の増産が図られてきた。
その米の生産を止めることにより補助金をもらうことが出来る。
減反ということ。
畑ごとに減反の実施を証明する小さなタグがつけられている。
それはトウモロコシであったりトマトであったり。
ここでクレオメとソバが耕作されていた。
減反のタグの記載は景観植物。
ソバはとうとう食用の作物であるとをやめたのか。

[写真2]:景観植物=ソバ(忍野村)



[写真3]:稔りの秋=ノイバラ(本栖湖)
稔りの秋=ノイバラ(本栖湖)

今まで知らなかったけれど、本栖湖畔のこの広場のすぐ横に東海遊歩道が設置されている。
もちろんそこを歩いている人なんかいない。
最初に目に付くのが銀色に輝くススキの穂だ。
足許にはゲンノショウコ。
どこから持ち込まれれたのか草丈が30〜40センチくらいの小さなコスモス。
そしてまだ赤く色づく前のノイバラの実。
そしてちょっと見かけないハクサンチドリに似たラン科の植物。
野草が豊富という訳には行かないけれど、お昼のお弁当休みに少しだけ辺りを徘徊した。

[写真3]:稔りの秋=ノイバラ(本栖湖)


撮影データ
[写真1]
荒天後のひととき=富士山(乙女峠)
CANON EOS-1N EF200mm F1:2.8L
f16 (1/160) (露出補正:0) Konica Chrome SINRA 森羅(SRS)
GITZO #468L Manfrotto #141RC 2000.9.12(火) 16:48 (00578C-4)

[写真2]
景観植物=ソバ(忍野村)
CANON EOS-1N TAMRON SP500mm REFLEX F1:8.0
f8.0 (1/200) (露出補正:0) Konica Chrome SINRA 森羅(SRS)
GITZO #468L Manfrotto #141RC 2000.9.13(水) 9:04 (00578C-27)

[写真3]
稔りの秋=ノイバラ(本栖湖)
CANON EOS-1N EF200mm F1:2.8L
f2.8 (1/40) +0.7EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L Manfrotto #141RC 2000.9.13(水) 11:40 (00579V-7)

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