花追い人のホームページです。
シーズンズグリーティング
10月第1週(10月7日〜10月13日)
もうひとつの ”お祭り" は。
(2001.9.27)
お陰様で、亀っ子倶楽部の写真展は、9月21日をもって終了させていただきました。このホームページをきっかけにご来場いただいた方もたくさんになりました。とても嬉しく思っています。また、会場でお会いできなかった方も多数いらした様で申し訳ありませんでした。

ところで、このホームページの 『神輿だ わっしょい』 のコーナーで、花追い人の出身地である東京浅草(台東区)のお祭りを紹介しています。花追い人は現在も東京ですが、農村の香りを残した練馬区に在住しています。こちらには農業祭の伝統を残している素朴なお祭りがあります。農業まつりですから、当然秋祭りになります。祭りは2日間で行われ、初日は前夜祭のような 「宵宮」 です。仮設の舞台で演芸大会が行われます。2日目は本祭り、お神輿の渡御となります。まあ、これも季節行事ですから、Season's greetingに取り上げさせていただきました。




[10月7日]

[写真1]:旭太鼓(旭町 天満宮)
旭太鼓(旭町 天満宮)

旭太鼓。
我が練馬区の我が町内の伝統芸能である。
小さな町の小さな芸能サークルながら活動は永年にわたって継承されている。
毎週なのか毎月なのかは知らないが、きっちりと活動しているようである。

音は空気の振動であり、人間の感じることのできるのは20〜20000ヘルツと言われている。
オーディオ機材は当然この範囲を網羅していて原音に忠実に音を再現しているとされる。
ところが、オーディオを通したものと生のもので決定的に違うのが太鼓の音だ。
音というのかどうか知らないが20ヘルツ以下の振動が直に身体に伝わってくる。
昔のオーディオはあるていどこれを再現したのだがCDが普及してからこれが出来なくなった。

[写真1]:旭太鼓(旭町 天満宮) 




[10月6日]

 [写真2]:神輿渡御(旭町一丁目秋祭り)
神輿渡御(旭町一丁目秋祭り)

町内伝統芸能だから当然主役は年寄りばかりかと思いきや実はそうではない。
結構若い人たちが活動しているのである。
普段は顔黒をしているのかもしれないが、こういうときは伝統の衣装に身を包む。
若い女の子の法被にパッチ姿というものはなかなかよい。
東京といっても練馬となるとしっかりと農村の文化を継承している地域になる。
お祭りといっても町人文化を継承している浅草のものとは全く勝手が違うのだ。
場所こそ神社の境内を借用しているが神社や氏子が主宰しているものではなく主催は町会。
神輿の魂入れには別の神社から神主さんが出張してくる。

[写真2]:神輿渡御(旭町一丁目秋祭り)



[写真3]:神輿渡御(旭町一丁目秋祭り))
神輿渡御(旭町一丁目秋祭り)

浅草でのお祭りしか知らないでいると練馬のお祭りには戸惑うことがたくさんある。
まずは一年間祭りのことだけを考えている氏子睦のような組織が無い。
持ち回りで役員をやるような町会役員とせいぜい一ヶ月前くらいに組織される実行委員会が主宰だ。
それに、樽神輿。
大人神輿が酒樽を積んだだけの質素なものだ。
町会役員としての私の役割は神輿の先導車の運転。
お囃子がテープで流れるような軽自動車で神輿のコースを歩くような速度で運転する。
行き交う車には明らかに迷惑な存在であるが、歩行者からは手を振られたりもする。
なかなか面白い役回りだ。

[写真3]:神輿渡御(旭町一丁目秋祭り) 



撮影データ
[写真1]:旭太鼓(旭町 天満宮)
Canon AE-1 PROGRAM AE AGFA COLOR HDC 400 Plus
三脚使用せず 2000.10.7(土) (00A30I-18)

[写真2]:神輿渡御(旭町一丁目秋祭り)
Canon AE-1 PROGRAM AE AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.10.8(日) (00A31F-12)

[写真3]:神輿渡御(旭町一丁目秋祭り)
Canon AE-1 PROGRAM AE AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.10.8(日) (00A31F-17)

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