６月第１週（６月２日〜６月８日）
ハナショウブ盛りの水元公園
（菖蒲の臨時増刊）
（2002. 5.23）
［６月 ５日］
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水元公園にハナショウブを見に出かけるころには、この公園のはずれにあるごんぱち池ではアサザが開花する。
金網越しで見にくくなったが長いレンズを持参してなんとか撮影することにする。
撮影前に見つけたのがヘラオオバコ。
典型的な雑草だが姿が可愛らしくていつも気になる存在。
［写真１］：ヘラオオバコ(水元公園 ごんぱち池)
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絶滅危惧植物としてずいぶん前から有名になっているが、栽培種を見ることを含めれば比較的よく見る植物と言うことになる。
東京都内にも自生地があり、ここ水元公園のごんぱち池がその唯一の自生地ということになる。
株がやや減少気味ということで懸命の保護策を打ちつつあるが、今年もなんとか開花を見ることができた。
［写真２］：アサザ(水元公園 ごんぱち池)
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絶滅危惧とか、唯一の自生地とか言うことは珍しい植物ということである。
当然のことながら珍しい植物と言うことときれいな植物と言うことは無関係のものだ。
よくここにしかない、特産の、と言うことで旅行会社が宣伝したりするが、それが見て美しい植物とは限らない。
ただアサザは珍しい上に美しさも兼ね備えている。
それで毎年撮影に出かけてしまうのである。
［写真３］：アサザ(水元公園 ごんぱち池)
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ごんぱち池から公園本体の菖蒲田へ場所を変える。
こちらはたくさんのカメラマンがハナショウブを撮影中。
標準ズームから望遠マクロレンズくらいを使っている人が圧倒的だ。
同じ写真ばかりを撮ってもしかたがないので２４ミリの広角レンズから撮影を開始した。
［写真４］：ハナショウブ "昭和の栄"(水元公園)
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木道というか、菖蒲田内の橋掛かりのようになっている為、思うように花に近づくことができない。
広角レンズの次は超望遠レンズを使ってやや離れたところの花を狙って行く。
こういう局面では明るい望遠レンズは魅力的な写真を確実に作ってくれる。
［写真５］：ハナショウブ(水元公園)
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ハナショウブはさまざまな色の園芸品種が作出されたが、原種の色はやや赤みの強い紫色。
この品種の色が比較的原種の色を保っている。
もともと紫は高貴な色。
そういう気品が保たれている。
［写真６］：ハナショウブ(水元公園)
撮影データ
［写真１］：ヘラオオバコ(水元公園 ごんぱち池)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/1000付近) ±0EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.6.5(火) 10:56 (01C61V-8A)
［写真２］：アサザ(水元公園 ごんぱち池)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L EXTENDER FD 2x-B
f2.8(×2) (1/125付近) ±0EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.6.5(火) 11:06 (01C61V-14A)
［写真３］：アサザ(水元公園 ごんぱち池)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L EXTENDER FD 2x-B
f2.8(×2) (1/125付近) ±0EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.6.5(火) 11:08 (01C61V-16A)
［写真４］：ハナショウブ "昭和の栄"(水元公園)
Canon new F-1 AE NEW FD24mm F2.8
f2.8 (1/500付近) ±0EV FUJICHROME Velvia(RVP)
三脚使用せず 2001.6.5(火) 11:37 (01C61V-22A)
［写真５］：ハナショウブ(水元公園)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/500付近) ±0EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.6.5(火) 11:42 (01C61V-29A)
［写真６］：ハナショウブ(水元公園)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/500付近) +0.7EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.6.5(火) 11:49 (01C61V-34A)
