花追い人のホームページ 都内お花事情
数十年の一度のリュウゼツラン咲く新宿御苑 (2005. 8. 4 撮影)
(2006. 7.27 up)




プラタナス&空(新宿御苑)
プラタナス&空(新宿御苑)

暑さもピークの感があるころ、新宿御苑を訪れた



ハゲイトウ(新宿御苑)
ハゲイトウ(新宿御苑)

本来、日が当たると嬉しそうになる植物たちも
いささか暑すぎて面食らっているのかもしれない



ヤシ類の実(新宿御苑)
ヤシ類の実(新宿御苑)

大温室へ入る
但し、温室という表記は妥当ではない
一定の温度に保たれている温室は明らかに外気より気温が低いからである



ハリマツリ<別名:デュランタ>(新宿御苑)
ハリマツリ<別名:デュランタ>(新宿御苑)

温室の中は熱帯を模している
つまり、直射日光を避けられるばかりではなく、気温すら外気より涼しい



シロアザミゲシ(新宿御苑)
シロアザミゲシ(新宿御苑)

以前、小石川植物園で見たことがある



リュウゼツラン(新宿御苑)
リュウゼツラン(新宿御苑)

数十年に一度開花する、そして花が終わるとそのまま枯れてしまう
多くの一年草が一度花を咲かせると枯れるのと同じ事なのだが、
こちらは一年ではなく数十年というところが異なっている
因みにある種のタケは60年に一度全国一斉に開花してそのまま一斉に枯れてしまう



シラサギスゲ(新宿御苑)
シラサギスゲ(新宿御苑)

地味で目立たない植物の代表格であり、ほとんどの場合雑草扱いされるカヤツリグサ科の植物なのだが
一部が白くなることから珍しく観賞用に育てられている



ミミカキグサの一種(新宿御苑)
ミミカキグサの一種(新宿御苑)

水中のプランクトンなどを捕らえる食虫植物のひとつだ
ウサギゴケの別名がある
ウサギゴケの仲間である

ロシナンテさんから以下のご指摘をいただきました
どうもありがとうございました

今日アップなさった「新宿御苑」の最後の写真、「ミミカキグサ」ですが、文中の「別名ウサギゴケ」はこの仲間ですが、ちょっと違うように思います。
通称ウサギゴケは、「ウトリクラリア・サンダーソニィ」の名称を持ち、確かにミミカキグサの仲間のようです。
私の撮った「ウサギゴケ」の写真をペッタンしますね。
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ミミカキグサは、タヌキモ科タヌキモ属の植物で学名をウトリクラリア・ビフィダ(Utricularia bifida)という
良く日の当たる貧栄養の湿地に見られる多年草で本州以南の日本、中国、インド、マレーシア、オオストラリアに分布する
私は尾瀬ヶ原で見たことがある

一方、ウサギゴケについては手許の文献に登場しないが、
ネット検索の結果南アフリカ原産のタヌキモ科タヌキモ属の植物で学名をウトリクラリア・サンダーソニィ(Utricularia sandersonii)のことらしい
園芸植物の場合、属レベルで名付けられることが多いので、タヌキモ属全体をウサギゴケというものだと勝手に解釈したが軽率でした
サンダーソニィ種のみをウサギゴケと言うらしいです
従って「ウサギゴケの別名がある」は間違いで「ウサギゴケの仲間である」と訂正します
なお、タヌキモ科タヌキモ属には、水生種と着生種があり、一般に水生種をタヌキモ(広義)、着生種をミミカキグサ(広義)と呼ぶという言い方があるようで、この意味ならばウサギゴケをミミカクグサといっても良さそうだが、ミミカキグサ(狭義)をウサギゴケという訳にはいかなそうだ<2006.7.27>

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