16.出羽三山姥ヶ岳の高山植物(1)
[2005年 7月 3日(日)](その4)
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山頂付近(姥ヶ岳) |
真夏の雪山ということで、7月にスキーやスノーボードを楽しんでいるところを更に登ってゆく
不思議なことに、あんなに雪の中を登って行ったというのに山頂の周辺にはまったく雪が見られない
それは、風が強くて山頂の周辺では雪が吹き飛ばされて積もらないのだそうだ
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チングルマ(姥ヶ岳) |
雪のない山頂付近は高山植物の宝庫となっている
まずは、チングルマの白と黄色の花が我々を迎えてくれる
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木道を歩く(姥ヶ岳) |
頭の上に広がる青い空とどこまでも繋がる木道
これは完全な夏山の光景
先程まで雪の中を歩いていたのはいったい何だったんだろう
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チングルマ(姥ヶ岳) |
先程の白い花はチングルマの花であった
花が終わると実になるという訳で
これがチングルマの実(果実)
この実の形からカザグルマ子供が遊ぶ風車ということで「稚児車」から転じたとされる
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コバイケイソウ(姥ヶ岳) |
山頂付近ではコバイケイソウは普通に生えている植物
バックにニッコウキスゲの黄色い花、
その他いろいろな高山植物を見ることができる
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コバイケイソウ(姥ヶ岳) |
これもコバイケイソウなのだが、背景に濃い霧が覆っている
霧の更に向こう側に少しだけ見えているのは向こうの山の雪渓である
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コバイケイソウ(姥ヶ岳) |
風が強くて雪が積もらない
そういう厳しい自然が見られるところだなんて
とても思えないくらい穏やかな山容がみられるところだ
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ヨツバシオガマ(姥ヶ岳) |
山頂付近で見られたヨツバシオガマ
こころなしかここのものは豪壮な印象がしてくる