19.再び真夏の雪山−出羽三山姥ヶ岳
[2005年 7月 3日(日)](その7)
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再び雪渓を歩く(姥ヶ岳) |
姥ヶ岳山頂の高山植物散策を終えて再び標高の低いところへ向かうとたちまち雪の中になる
普通の登山靴でも歩けないことはないが、軽アイゼンかロープウェーの駅で貸し出している簡易アイゼンをつけた方が安全に下山できるだろう
雪渓が続くので登山道の確認は不可能になるから雪上に張られたトラロープだけを頼りに歩いてゆく
だから、みんなが一列になって歩いているということになる
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雪渓を歩く(姥ヶ岳) |
天気はいいのだが雪面近くに風が流れると局地的には何も見えなくなる
強風というわけではないので、またすぐに視界は回復するから特に危険はないけれど
写真的にはとても面白い
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消え入る人影(姥ヶ岳) |
遠くにいる人がはっきりと見えているというのに
目の前の人が突然消えた
こんなことが頻繁に起こるおもしろさだ
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雪渓を歩く(姥ヶ岳) |
今度は手前の人から奥へ向かって段々と見えなくなってゆく
おそらくくっきりと晴れた日だけの現象かも知れない
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雪渓を歩く(姥ヶ岳) |
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雪渓を歩く(姥ヶ岳) |
登山者のウェアーは黄色や赤の原色が多い
雪の上ではこういう色がよく目だって危険を回避するには都合がいいのだろう
最近は山岳写真でも点景に人物を入れることが多くなったが
こういうカラフルなウェアーはとても絵になるのでありがたい
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雪渓を歩く(姥ヶ岳) |
一本のトラロープに従って、みんなが一列になってコースをとる
粉雪が風で舞い上がって遠くの人ほど霞んで消え去ってゆく
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雪渓を歩く(姥ヶ岳) |
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雪渓(姥ヶ岳) |
終着のロープウェーの駅に近づいてくる
一面の雪から多少のブッシュの混じるところが多くなる
出羽三山・姥ヶ岳の旅ももうすぐ終わりになる