花追い人のホームページ    山形花紀行
(2006. 4.17 up)

20.山形市野草園(1)

[2005年 7月 3日(日)](その8)



ヤマボウシ(山形市野草園) ヤマボウシ(山形市野草園)
ヤマボウシ(山形市野草園) ヤマボウシ(山形市野草園)

出羽三山の散策を終えて、翌日のコースも加味して今夜の宿泊地である蔵王温泉を目指して移動する
蔵王温泉から一足、蔵王西麓の広大な敷地に山形市野草園という植物園がある
園内には様々な植物が見られるが、この日至る所で目を留めたのがヤマボウシの白い花
いや、厳密には白いところは花ではなく苞(ほう)、ほんとうの花はこの中心にある玉のところにぎっしりと咲いているのである



ノハナショウブ(山形市野草園)
ノハナショウブ(山形市野草園)

おそらくこの野草園のメインのコーナーなのであろう
一面のノハナショウブが素晴らしい、いや、息を呑むほどの見事さで咲き誇っていた
すごい、こんなの見たこと無い



ノハナショウブ(山形市野草園) ノハナショウブ(山形市野草園)
ノハナショウブ(山形市野草園) ノハナショウブ(山形市野草園)

それにしてもかなりの面積がこんなに見事に咲いているのに
観客が誰もいないというのはどういう事なんだろう



キンコウカ(山形市野草園)
キンコウカ(山形市野草園)

ノハナショウブに並んでキンコウカが咲き競っているのは尾瀬のような湿原地を意識して再現しているということなのだろうか
まあ、尾瀬ならノハナショウブよりカキツバタかヒオウギアヤメといったところだろうが



ノリウツギ(山形市野草園)
ノリウツギ(山形市野草園)

北海道の方言で言えば、「サビタ」の花
標準和名はノリウツギということになる
ノリウツギは「糊空木」、和紙を付くときの糊材になる材に空洞がある木ということだ



クララ(山形市野草園)
クララ(山形市野草園)

そう珍しくもないし、格別美しい花というわけでもない
それでも有名なのはクララという名の喉の薬になるからだ



マタタビ(山形市野草園)
マタタビ(山形市野草園)

おっと、キウイの花に似ていると思った方は鋭い
キウイはマタタビ科の植物であり花の形はよく似ている
初夏に山を歩くと葉の一部が白くなっている木をみかけるが、それがマタタビ
ネコ科の動物に独特の作用をする
疲れ切った旅人がマタタビの実で元気を取り戻す
そして、「また旅」を続けることからの命名という



アケビ(山形市野草園)
アケビ(山形市野草園)

花も実もない植物写真だが一カ所から5つの小葉が出るのがアケビの特徴だ
シルエットとは言っても新緑色を残している
バックのグリーンのグラデーションが季節感を表している



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