花追い人のホームページ    山形花紀行
(2006. 5. 3 up)

24.蔵王ロープウェーと高山植物(2)

[2005年 7月 4日(日)](その2)



雨の湿原(蔵王)
雨の湿原(蔵王)

登ってくるロープウェーからして係員を捜すくらいだから
こんな雨の中を登ってくる人は滅多に居ない
もちろん散策路の木道だって完全に貸し切り状態だ
木道脇のコバイケイソウたちがゆったりとくつろいでいるのが伝わってくるようだ



雨の湿原(蔵王)
雨の湿原(蔵王)

雨は次第に強くなっている
池の水面には細かい波が絶えることはない



コバイケイソウ(蔵王)
コバイケイソウ(蔵王)

植物たちは雨をたくさん吸い取って元気を取り戻しているようだ



ハイマツ(蔵王)
ハイマツ(蔵王)

バックの新緑色を含めて植物たちの色がいつもより鮮やかに見える
それにしても、植物だけでなくどんな動物でも雨が大好きなのに
なんで人間だけが雨の中で行動するのを嫌がるようになったのだろう



マツ(蔵王)
マツ(蔵王)

この散策路には時々大きなマツがあって、それぞれに固有の名前が付けられている
標高の高いところだからなのだろうか、それぞれに個性的な樹形をしているようだ



コバイケイソウ(蔵王)
コバイケイソウ(蔵王)

と言うわけで、今日はコバイケイソウを満喫した
やや後ろ髪を引かれるような感じがするのは旅の終わりのいつものこと



蔵王ロープウェー(蔵王)
蔵王ロープウェー(蔵王)

下りのためのロープウェーの駅が見えてきた



蔵王刈田岳山頂
蔵王刈田岳山頂

ロープウェーの山麓駅から蔵王エコーラインをしばらくドライブ
目的地は蔵王刈田岳山頂、ここまで車で来ることができる
本来は、ここから蔵王のお釜がよく見える展望台にいる
もちろん何も見えない



バス停(蔵王刈田岳山頂)
バス停(蔵王刈田岳山頂)

何も見えない展望台に何台ものバスがひっきりなしにやってくる
予定されたコースを予定された時間で消化してゆく
そんな、つまらない仕事のような律儀な旅だ
まあ、私達は何も見えない展望台なんていうのも結構嫌いじゃないんだけどね

さてと、一息入れてあとは一気に自宅まで車を走らせることにする
あいがとう、今回もまたいい旅でした



昨年の7月1日から3日まで3泊4日の短い旅でした
「山形花紀行」の連載の方は1月31日から5月3日まで3ヵ月余りに亙る長期になりました
最後までお付き合いいただきまして有り難うございました
いつものようにご感想などいただけるととても嬉しいです
今回をもって24回の連載を終了させていただきます
では、いづれどこかの旅の空の下でお会いいたしましょう



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