34.ワット・ポー(涅槃寺)
[2006年7月11日(火)](その6)
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寺院(ワット・ポー) |
ワット・アルン(暁の寺)からワット・ポー(涅槃寺)へまわった
ワット・ポー(涅槃寺)は大寝釈迦仏とタイ式マッサージの総本山
大寝釈迦仏が安置されている本堂の妻(つま)には美しい装飾が施されている
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涅槃(ワット・ポー) |
大寝釈迦仏は全長46メートル、高さ15メートルという巨大なもの
涅槃(ねはん)に達し、悟りを開いた釈迦を現している
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涅槃像の台座(ワット・ポー) |
巨大な涅槃像の台座にはこんなに細かな細工が施されている
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涅槃(ワット・ポー) |
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涅槃(ワット・ポー) |
足の甲は金色だが、
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涅槃(ワット・ポー) |
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涅槃(ワット・ポー) |
興味深いのは足の裏
長さ5メートル、幅1.5メートル
バラモン教の宇宙観が108の螺鈿(らでん:貝殻を研磨してはめ込んだ装飾)で表現されている
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涅槃(ワット・ポー) |
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涅槃(ワット・ポー) |
いわば、一幅の曼陀羅(まんだら)になっているようだ
扁平足になっているのは、土踏まずのない足の裏は超人を現す32の身体的特徴のひとつだという
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涅槃像の台座(ワット・ポー) |
再び、台座の精巧な装飾細工
特に角の部分の細工をアップした
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涅槃(ワット・ポー) |
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涅槃(ワット・ポー) |
再度、涅槃像の頭の方へまわってみる
お釈迦様特有のちじれ毛と2つ重ねの枕が印象的だ
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涅槃像の横の仏像(ワット・ポー) |
涅槃像の横に鎮座した小さな仏様
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塔(ワット・ポー) |
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塔(ワット・ポー) |
涅槃像を鎮座した本堂を取り巻く回廊の外側に4基の仏塔がそびえ立つ
4基のラーマT世からW世に至る歴代の国王を象徴している
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寺院内(ワット・ポー) |
ワット・ポー(涅槃寺)はまたタイ式マッサージのメッカとも言われている
本堂の周囲にあるサーラーラーイと呼ばれるタイ風東屋の壁や柱には19世紀のタイ(当時はシャム)の
最先端の文学、歴史、文化、天文学、地理学、工学、科学に関する事項が8つの項目に分類され
後世に残すべく彫り込まれている
この寺が大学、図書館の機能を持っていたことの現れである
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塔(ワット・ポー) |
小仏塔はタイ風の墓石で、中には遺骨が納められている
かつては、王族専用であったが、現在は寄進次第で誰でも納骨可能だそうだ
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ネコ(ワット・ポー) |
少し痩せていて健康そうなネコ
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防衛省 |
再び、マイクロバスで移動してゆく
車窓から見えるのは防衛省なのだそうだ