花追い人のホームページ    タイ写真紀行 −伝統と発展のはざまで−
(2007.3.9 up)

34.ワット・ポー(涅槃寺)

[2006年7月11日(火)](その6)



寺院(ワット・ポー)
寺院(ワット・ポー)

ワット・アルン(暁の寺)からワット・ポー(涅槃寺)へまわった
ワット・ポー(涅槃寺)は大寝釈迦仏とタイ式マッサージの総本山
大寝釈迦仏が安置されている本堂の妻(つま)には美しい装飾が施されている



涅槃(ワット・ポー)
涅槃(ワット・ポー)

大寝釈迦仏は全長46メートル、高さ15メートルという巨大なもの
涅槃(ねはん)に達し、悟りを開いた釈迦を現している



涅槃像の台座(ワット・ポー)
涅槃像の台座(ワット・ポー)

巨大な涅槃像の台座にはこんなに細かな細工が施されている



涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)
涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)

足の甲は金色だが、



涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)
涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)

興味深いのは足の裏
長さ5メートル、幅1.5メートル
バラモン教の宇宙観が108の螺鈿(らでん:貝殻を研磨してはめ込んだ装飾)で表現されている



涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)
涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)

いわば、一幅の曼陀羅(まんだら)になっているようだ
扁平足になっているのは、土踏まずのない足の裏は超人を現す32の身体的特徴のひとつだという



涅槃像の台座(ワット・ポー)
涅槃像の台座(ワット・ポー)

再び、台座の精巧な装飾細工
特に角の部分の細工をアップした



涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)
涅槃(ワット・ポー) 涅槃(ワット・ポー)

再度、涅槃像の頭の方へまわってみる
お釈迦様特有のちじれ毛と2つ重ねの枕が印象的だ



涅槃像の横の仏像(ワット・ポー)
涅槃像の横の仏像(ワット・ポー)

涅槃像の横に鎮座した小さな仏様



塔(ワット・ポー) 塔(ワット・ポー)
塔(ワット・ポー) 塔(ワット・ポー)

涅槃像を鎮座した本堂を取り巻く回廊の外側に4基の仏塔がそびえ立つ
4基のラーマT世からW世に至る歴代の国王を象徴している



寺院内(ワット・ポー)
寺院内(ワット・ポー)

ワット・ポー(涅槃寺)はまたタイ式マッサージのメッカとも言われている
本堂の周囲にあるサーラーラーイと呼ばれるタイ風東屋の壁や柱には19世紀のタイ(当時はシャム)の
最先端の文学、歴史、文化、天文学、地理学、工学、科学に関する事項が8つの項目に分類され
後世に残すべく彫り込まれている
この寺が大学、図書館の機能を持っていたことの現れである



塔(ワット・ポー)
塔(ワット・ポー)

小仏塔はタイ風の墓石で、中には遺骨が納められている
かつては、王族専用であったが、現在は寄進次第で誰でも納骨可能だそうだ



ネコ(ワット・ポー)
ネコ(ワット・ポー)

少し痩せていて健康そうなネコ



防衛省
防衛省

再び、マイクロバスで移動してゆく
車窓から見えるのは防衛省なのだそうだ



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